まる子声優・TARAKOお別れ会に爆笑問題「感謝の気持ちしかない」 爆チュー問題として共演
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爆笑問題と太田光代社長。
今年3月に死去した声優・TARAKOのお別れ会「TARAちゃん ありがとうの会 ~たいせつなきみへ~」が昨日6月15日に東京・TFT ホール 1000で行われ、爆笑問題とタイタンの太田光代社長が参加。囲み取材でTARAKOとの思い出を語った。
かつての「ちびまる子ちゃん」のエンディングテーマ「アララの呪文」をちびまる子ちゃんwith爆チュー問題として歌唱している爆笑問題。太田は、当時のことを振り返り「レコーディングの時は別々で、自分たちの声だけで聞いていたのでなかなかうまくいったんじゃないと思っていたんだけど、できあがりを聞いたらTARAKOさんの声も入って、我々がバックコーラスみたいになっちゃって(笑)。こんなにも声のプロはマイクへの乗りが違うのかと。全然違うんだなとびっくりしました。プロの技をよく覚えていますね」と話した。
続けて「最後にお会いしたのがさくら(ももこ)先生のお別れ会で、まるちゃんの声で『大人になったまる子へ』という手紙を聞いて、ジーンときた」とTARAKOがさくらももこへ送ったメッセージを回想。「さくらさんとまるちゃんとTARAKOさんというのは一緒(な感覚)」と述べ、「今日(のお別れの会)は『これ、もう1回やったじゃない』と思う。(会場に飾られたTARAKOの写真などを見ると)本当にいなくなっちゃったのが現実なのかよくわからない。まるちゃんというのはずーっとまだ子供たち、大人たち、みんなの前にいて不思議、こんなにお別れしてるのに、と感じる」と率直な心境を明かした。
「この歳になれば当然だけど、こういうお別れの機会は増えてるなとしみじみ感じてました。本当にお世話になりましたし、感謝の気持ちしかないです。ま、田中さんも老い先が短いんでね」という太田に、田中は「そんなこと言わないでください(笑)」とツッコミを入れつつ、「節々で縁があった。しかも年齢も近いのでショックが強い。今日のお別れの言葉を聞いて、みんなから本当に愛されていたなと実感しました」とコメント。太田は「接点が間接的な形だったけど、実は深くあったので、もっともっとお会いできる機会があればよかったなって今になって、今さら遅いんですけど、思いますね」としみじみ語った。