ピアノ好きは、この指とまれ!「Pianos’ Conversation」
クラシック
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“ピアノ達の会話が聴こえるようなステージ”をコンセプトとする「Pianos’ Conversation」シリーズ第4弾が開催される。
今回の出演者は、「ピアノ革命」と呼ばれた1台4手連弾の迫力あるスタイルを得意とする“レ・フレール”と、2台ピアノの新たな可能性を探る新進気鋭の“アンセットシス”の2チーム4人。独自の演奏スタイルを確立した人気ピアノ・デュオ2組によるこのコンサートは、まさにピアノ達の会話そのもの。ピアノファンならずとも楽しみな、ゴージャスな時間が目前だ。
昨年行われた初共演においては、『ディズニーランド(R)・メドレー』、『ルパン三世のテーマ』、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』、そしてレ・フレールの代表曲『Boogie Back to YOKOSUKA』を3台8手で演奏されたことが思い出されるこのステージ。今回も多彩なジャンルから、それぞれのデュオならではの編曲をほどこした圧巻のピアノ・ワールドが展開されるに違いない。
さらに楽しみなのは、舞台上のスクリーンに、4人の表情や手元の映像が映し出されること。一瞬のアイコンタクトや、呼吸の合わせ方など、ライブならではの臨場感が楽しめそうだ。
Pianos’ Conversation 2024
“ハウ・メニー・ハンズ?!”
■チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2451314
7月14日(日) 15:00開演
Bunkamura オーチャードホール
https://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/24_piano/
Les Freres レ・フレール/斎藤守也&斎藤圭土
2002年に斎藤守也(さいとうもりや・兄)と斎藤圭土(さいとうけいと・弟)が、故郷・横須賀で結成。コンポーザー・ピアニストとして、交響曲や器楽セッションを想起させる独創的なオリジナル楽曲と、その斬新かつ繊細な1台4手連弾のプレイスタイル、そしてライブパフォーマンスで「ピアノ革命」と話題に。これまでに6枚のオリジナルアルバムを発表、2019年にディズニー公式アルバム『Disney on Quatre-Mains』をリリース。2021年9月には津軽三味線の第一人者・吉田兄弟とのコラボレーションアルバム『吉田兄弟×Les Frères』を、結成20周年を迎えた2022年の8月には6枚目となるオリジナルアルバム『Timeless』をユニバーサル ミュージックよりリリースした。
un sept six アンセットシス/山中惇史&高橋優介
作曲家・ピアニストの山中惇史(やまなかあつし)と高橋優介(たかはしゆうすけ)によるピアノ・デュオ。演奏・創作(作編曲)の双方で活動を展開する2人により2020年に結成、独自の作編曲作品を軸にプログラミングするユニークな活動により注目を集める気鋭のユニットである。アンセットシスとは‟176”のフランス語読み、88鍵×2=176から由来する。2台のピアノの176鍵盤を縦横無尽に駆使し、新たな世界を探る。2020年3月に東京・紀尾井ホールにて『レスピーギ/ローマ三部作』ピアノ2台版を世界初編曲し演奏、そして同時にカワイ出版より楽譜を出版、新たなる2台ピアノのレパートリーの誕生に話題を集め、絶賛された。2021年10月にはエイベックス・クラシックスよりアルバム『ジョン・ウィリアムズ ピアノ・コレクション』をリリースした。
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