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LiLiCo「大ヒットすると思います」と太鼓判『温泉シャーク』完成披露上映会オフィシャルレポート

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左より)サメ映画ルーキー、LiLiCo、サンシャイン池崎

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映画『温泉シャーク』(7月5日(金) 公開)完成披露上映会&囲み取材が20日、東京・109シネマズ木場で行われ、お笑いタレントのサンシャイン池崎、映画コメンテーターのLiLiCo、サメ映画専門バイヤーで映画研究家のサメ映画ルーキーが登壇した。

本作は、サメ×特撮×温泉を掲げた日本発のサメ映画。市⻑の万巻が主導する複合型巨大観光施設の建設が進むS県暑海(あつみ)市を舞台に、温泉を自由に行き来する獰猛な古代ザメと人々の戦いを描く。

『温泉シャーク』 (C)2024 PLAN A inc.

観客の前に登場早々、LiLiCoが肩から下げているサメのポシェットが話題に上ると、LiLiCoは「実はサメの模様のワンピースを見つけたんですけど、注文しようと思ったら7月5日の公開日に届くってことで、“今日に間に合わないじゃん”って残念に思って、ネット上手な主人(小田井涼平)に早く来る方法がないか聞いたら、『ワンピースはだめだったけど、ほかのいいやつ注文したから、それで出れば』って言われて、来たのがこれ」と紹介し、池崎が「だいぶかわいいですね。ほしいな」と羨望の眼差しで見つめると、LiLiCoは「もう1個頼みますよ」と笑顔を見せた。

また、『王様のブランチ』で本作を紹介した際に「スタジオが大盛り上がりだった」というエピソードを明かしたLiLiCoは、本作を観た感想を聞かれると「おバカ映画みたいな感じかなと思ったら、ちゃんとできていてびっくりしたのよ」と吐露し、温泉の中にサメが出てくるわけないと思っていたそうだが「ちゃんとした理由があって“なるほど!”って思ったし、役者もみんないいし、映画でいうエキストラみんなが上手(ジョーズ)だった」と絶賛。これに池崎は「ジョーズが出ました! いただきました!」と絶叫し、LiLiCoは「これは計算していませんでした」と照れ笑いを浮かべた。

続けて、本作のクラウドファンディングに参加し、特典のTシャツを着用して登場した池崎は「これ(Tシャツ)はクラファンでしかもらえないみたいで誇りですね」と胸を張り、「クラファンの数(出資者の人数)が増えれば増えるほど(登場する)サメの数が増えるんですけど、エンドロールでブワーッと(出資者の名前が)出たときに、僕、普通にそこで泣いていました。こんなにたくさんの人が協力してできたんだと思って」としみじみ。

加えて、池崎は、本作に出たかったそうで「エキストラを募集していて、僕は監督から直に『エキストラとして出ませんか?』って連絡が来たんですけど、スケジュールが合わなくて、あえなく断念ということで……」と肩を落とし、出るならどんな役をやってみたかったか追求されると「やっぱり食われたいですよね。公園で食われるのがいいなあ」と想像した。

さらに、本作についてLiLiCoが「ツッコミどころ満載だけど、オチがちゃんとしているよね」と評価すると、サメ映画ルーキーは「普通、サメ映画ってそういうところを全部投げ飛ばすんですけど、(本作は)考えなくてもいいところまでちゃんと考えているんですよ。こんなサメ映画は観たことがないですね」と絶賛。続けて、サメ映画ルーキーは「みんなサメを出せば面白いだろうということは、前提の知識として持っているんですけど、それにちゃんと向き合っている。どうすれば温泉にサメを出すことができるのかって。世界でこんなことを考えるのは日本人だけですよ。サメ映画史的に見ても素晴らしいなと思います」と舌を巻き、1番の魅力は“爆発”だそうで「『ジョーズ』以来、サメは爆発するものって言われていたんですよ。それを設定にまで入れて大爆破ですから大興奮ですね」と目を輝かせた。

また、LiLiCoは「これは(『ジョーズ』のメガホンをとったスティーブン・)スピルバーグに観せるべきか、観せないべきかずっと考えたんです。観せると嫉妬するんじゃないかなと思って(笑)。こんなに上手(ジョーズ)にできているなんてって」とダジャレを言って観客を笑わせ、「もし会う機会があったら、この話をしたいですね」と笑顔で語った。

イベント後の囲み取材で、本作を誰と観たいか質問されると、LiLiCoは小田井の両親と答え「お義父さん、お義母さんめっちゃイケてるので、なんて言うのかなって。ご飯とかはよく行ったりするんですけど、こういうお仕事をしているのに、小田井のご両親を映画に連れて行ったことがないので、お義父さん、お義母さんに親孝行をする」と声を弾ませ、サメ映画ルーキーから「初めて(の親孝行)が『温泉シャーク』で大丈夫ですか?」と心配されると、LiLiCoは「冷め(サメ)た目で観るかな(笑)」と再びダジャレで返し、「私はこういうの言わない人で、どちらかというと小田井が言うやつなんですけどしょうがない(笑)」と笑った。

同じ質問に、サメ映画ルーキーは小さい子に観てほしいそうで「『ジョーズ』ってすごく怖いじゃないですか。あれで海に入れなくなっちゃったり、サメが怖くて嫌いになっちゃったりした人がいると思うんですけど、『温泉シャーク』はかわいいんですよ。サメもかわいいし、温泉も入りたくなるので、サメ好きの子を育てるためにも小さい子を連れてみてみたいですね」と吐露し、池崎は「センス系の映画を観ている人に、1回試しで観てほしいですね。“映画ってこんなに自由なんだ”って幅が広がりそうな気がしますし、楽しめると思います」とおすすめした。

さらにLiLiCoは『温泉シャーク 2』の構想を思いついたようで「温泉といえば純烈じゃん。純烈が温泉に浸かっているところを食べられるってどう? 純烈は面白いから乗ってくれると思います」と提案し、「(元メンバーの)主人もそこにいるけど辞めたからお前は食わないみたいな。グループをやめたから、温泉シャークがちょっと迷うっていう。この人はスーパー銭湯アイドルなのかなって迷って小田井を食べない。そこで私が『パパが食べられないでよかった』って安心したところで、ちょっと滑って血が出て(血の匂いに誘われた温泉シャークに)食べられる(笑)」とアイディアが溢れ出していた。加えて、LiLiCoは「私、2が出ると思います。これ、大ヒットすると思います」と太鼓判を押し、「予告編ができただけであんなにバズったから、これはとんでもないことになると思います」と期待を寄せた。

そして、改めて、クラウドファンディングに参加した理由を聞かれた池崎は「僕はサメ映画を1年前くらいから観始めて好きになって、日本発の『温泉シャーク』というタイトルを見たときに“ひと噛みしたいな”と思いました」と声を弾ませ、クラウドファンディングの出資者が増えれば増えるほど、登場するサメの数が増えることが嬉しかったそうで「本当にサメが出てこないサメ映画があるんですよ。トータル1分も出ていないサメ映画が結構あって、でもこれは増えるんだと思って、そんな大盤振る舞いあるんだと思っていきました。結構高いやつを入れましたよ。これ(Tシャツ)ももらえるし、クレジットも載るし、家に潜水艦のフィギュアも届きました。盛り上げたいという一心でやりました」と熱く語った。

このほか、同イベントにはメガホンをとった井上森人監督、出演者の金子清文、藤村拓矢、中⻄裕胡、内藤正記、椎名すみや、大迫茂夫、安原寛之、川崎美海、宮脇優、蒼井小鳥、武田一馬、藤村夏帆、⻑谷川愛美、テーマ曲「灼熱の戦歌」を担当したStorytellingsの神馬譲、TOAも登壇した。

<作品情報>
『温泉シャーク』

7月5日(金) 公開

公式HP:
hotspringshark.com

(C)2024 PLAN A inc.

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