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乗り越えるか? 飲み込まれるか? 前半戦ラストゲームで浦和が鹿島を迎え撃つ!

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伊藤敦樹(浦和レッズ) (C)J.LEAGUE

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前半戦を白星先行で折り返すか、それとも黒星先行を余儀なくされるのか。ここまで7勝4分7敗の10位に甘んじる浦和レッズが前半戦最後の試合に臨む。『明治安田J1リーグ』第19節で対峙するのは11勝3分4敗で首位を勝点2差で追う鹿島アントラーズである。5月15日から勝点3から遠ざかっている浦和と4月20日以降負けていない鹿島。チーム状況は対照的だが、浦和としてはこのまま下位に飲み込まれるわけにはいかない。

リーグ4位タイとなる28得点をマークする浦和だが、ここ4試合は4得点と停滞すると2分2敗とブレーキがかかった。前節のセレッソ大阪戦はふたつのスーパーゴールでビハインドを負う。終盤攻め込み、77分に途中出場の武田英寿のクロスに同じく途中出場のブライアン・リンセンがヘディングを合わせて今季初ゴールをマークしたが、追撃はここまで。1-2で試合終了のホイッスルを聞いた。

ケガ人の多さも気になる。C大阪戦ではインサイドハーフ伊藤敦樹が負傷し、武田との入れ替わりでピッチを去った。今週のトレーニングではFW興梠慎三と左SB渡邊凌磨が別メニューとなり、左SB大畑歩夢も練習を切り上げた日もあった。中島翔哉、小泉佳穂、松尾佑介、サミュエル・グスタフソンなど負傷者が続出する中、スクランブル状態かと思われたが、幸い伊藤や渡邊らは大事には至らず、鹿島戦に向けて準備を進めている。また3か月間戦線離脱していた関根貴大が復帰間近という明るいニュースも届いた。

一方、前線からのハイプレッシングと縦に速い攻撃に比重を置いた鹿島はGWから7勝2分と上昇気流に乗った。困った時のセットプレーも精度を高め、強度を保ち相手の逆襲を許さない勝負強さも取り戻しつつある。連勝が始まった第10節・ガンバ大阪戦からトップ下を担う名古新太郎は豊富な運動量と確かなスキル、ここぞという場面で決定力を発揮。エース鈴木優磨とともに、チームにとって欠かせないピースとなっている。

前節はアルビレックス新潟の両SBが高い位置を取ることで鹿島のサイドハーフが押し込まれ、ハイプレスを回避された。なかなかリズムをつかめなかった鹿島は1-1の引き分けに持ち込むのがやっと。それでも、ランコ・ポポヴィッチ監督は「この試合で勝点1を取ったことは唯一良かったところ。あとはすべて相手に内容でも上回られた。今日、ピッチでプレッシングは見せられなかった。ポジティブに考えるとそういう試合で敗戦せず、勝点を取ることができた。オーガナイズが崩れたが、最後までゴールを奪いにいく姿勢、逆転しようとする姿勢を見せられたことは良かった」と勝点1を前向きにとらえた。

リーグ戦での通算対戦成績では鹿島の33勝14分敗19敗と勝ち越すが、直近10試合の戦績は鹿島の3勝5分2敗とほぼ互角の展開。しかも、4試合連続で引き分け、昨年は2試合ともスコアレスドローに終わっている。

果たして、4戦勝ちなしの浦和が勝利先行で後半戦を睨むのか、9戦負けなしの鹿島が再び白星街道を走るのか。『明治安田J1』第19節・浦和×鹿島は6月22日(土)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケット発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。

浦和レッズ対鹿島アントラーズ 明治安田J1リーグのチケット情報
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2412804&rlsCd=001&lotRlsCd=

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