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10戦負けなし2位・鹿島×8戦負けなし3位・G大阪!

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鈴木優磨(鹿島アントラーズ) (C)J.LEAGUE

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ともに11勝4分4敗である。10試合負けなしの2位・鹿島アントラーズと8試合負けなしの3位・ガンバ大阪が『明治安田J1リーグ』第20節で激突。好調な両軍の対決で後半戦が幕開けとなる。

鹿島としては10戦負けなしと見るか、2戦連続引き分けと見るかは次戦次第だろう。第18節・アルビレックス新潟戦では相手の両SBにサイドハーフが押し込まれて、新潟のビルドアップに鹿島のプレスがハマらずに1-1の引き分けに持ち込むのがやっと。

続く、浦和レッズ戦で鹿島は出色の前半を披露。浦和にボールを保持されてもチャンスらしいチャンスは作らせず、カウンターで脅威を与えるとともに3・42分と理想的な時間帯にCF鈴木優磨が2ゴールをマーク。ランコ・ポポヴィッチ監督が「私も日本に来て長くなるが、質の高さ、賢さ、したたかさを見せた前半だったと思う。前半をひと言で表すなら、まさにバーフェクト。私が日本に来てからベストと言えるくらいの出来だと思う」と自画自賛する前半から後半は別のゲームとなった。浦和が4-1-2-3から4-2-3-1に変更し、攻撃のカードを次々切ると、ペースは徐々に相手に移る。77分に途中出場の武田英寿が追撃のゴールを決めると、後半アディショナルタイムに武田がクロスと見せかけて直接FKをズバリ。味方も欺く技ありFKにGK早川友基も逆を突かれて、悔しい2-2に終わった。

88分にピッチを後にした鈴木は試合後に「最後5分で失点するのは弱いチームだとつくづく思う。ああいった形で同点にされるのは練習の甘さだったり、疲れたところでの甘さが大きいと思う。僕は最後までピッチに立つべきだと思うし、足をつらずに90分走れるようにするのが大事」と唇を噛んだ。

対するG大阪は只今5連勝。前節は王者・ヴィッセル神戸をホームで迎え撃った。序盤から神戸得意のセットプレーの脅威にさらされると、20分ロングスローのこぼれ球をCF大迫勇也に詰められて先制点を献上と思いきや、VAR判定の結果ゴールは取り消しに。その後もピンチを迎えるが、GK一森純の好セーブなどで得点は許さず。70分にクロスのクリアボールを左インサイドハーフ・ウェルトンがショートバウンドで左足を振り抜いて、見事にゴールネットを揺らした。85分には左CKからオウンゴールを誘って勝負あり。右ウイング武藤嘉紀のPKで1点を返されたが、2-1で勝点3を手繰り寄せた。

粘りの守備を見せたCB中谷進之介は「前に大迫選手と武藤選手がいるので、その2枚をどう止めるか。前から行った分、あそこに蹴ってくることが多かったので、その対応で後手を踏むことが多くて苦しんだ。最後は純くんや(CB福岡)将太が本当に助けてくれたので、みんなに感謝」とチームメイトを称えた。

リーグ戦での通算対戦成績は鹿島が34勝13分敗20敗と勝ち越し。直近10試合では5勝3分2敗とさらに分がいい。2か月前に行われた第10節では27分ボランチ知念慶のゴール前へのロングフィードに左サイドハーフ仲間隼斗が抜け出して先制すると、39分ボランチのダワンの逆サイドへのロングパスに右サイドハーフのウェルトンが左SB安西幸輝と接触して倒れながらもすぐさま立ち上がってゴール前へパス一閃。左サイドハーフ坂本一彩が3試合連続弾を決めて同点に追い付いた。前半はG大阪がペースを握ったが、後半の主導権は鹿島へ。54分仲間が放ったクロスに鈴木が詰めるも合わず、そこへ2試合連続得点中の右SB濃野公人が飛び込んで2-1。ここから鹿島の10試合負けなしがスタートしたのだった。

2位と3位の直接対決の後、鹿島は4位・神戸の本拠地に乗り込み、G大阪は首位・FC町田ゼルビアをホームに迎え撃つ。果たして、勝利するのはリーグ2位の得点を叩き出す鹿島か、リーグ最少失点を誇るG大阪か。『明治安田J1』第20節・鹿島×G大阪は6月26日(水)・県立カシマサッカースタジアムにてキックオフ。チケットは鹿チケ(Jリーグチケット)にて発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。

鹿チケ(Jリーグチケット)
https://www.jleague-ticket.jp/

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