令和ロマンら4組がM-1決勝を回想、ヤーレンズ「しゃがんで立つ」は本番で適当にやった
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ヤーレンズとシシガシラ。
令和ロマン、ヤーレンズ、シシガシラ、くらげの4組が、本日6月26日に都内で行われたDVD「M-1グランプリ2023~『爆笑が、爆発する。』~」の発売記念イベントに出演した。イベントでは彼ら前回大会ファイナリストのネタをプレイバック。反省や裏話が明かされた。
「M-1グランプリ2023」決勝を10位で終えたくらげ。「自分たちはスベっていた」というイメージが膨らんでいたようで、想像よりも会場が沸いていたことに安堵する。ネタ後のお辞儀が必要以上に深かったことをほかの3組に指摘されると、「また(決勝に)来れますように」の気持ちを込めていたと明かした。
敗者復活戦から勝ち上がり、9位という結果を残したシシガシラも同じく、悪いイメージが拭えず「怖くて見てない」と恐る恐る映像に目をやる。敗者復活後、テレビ朝日に到着してからのスタジオとの中継の場面も映し出され、そこでの「脇田ではなく桃だった」というくだりがスタジオでさほどウケていなかったことも改めて知って頭を抱えた。せり上がりで浜中が天井を見上げていたのは「ディズニーに行った気分」だったのだとか。審査員の松本人志にもハマっていたつかみまでは「優勝しちゃうかも」と高揚していたという。
ヤーレンズのネタでは、「ノンストップ・ウザ」ぶりが激しい楢原に開始1秒で「しゃべりすぎ!(笑)」と全員から声が挙がる一方、出井の“技術”にも3組は注目する。楢原の「しゃがんで立つ」というフレーズが「本番で適当にやった、なんの思い入れもないボケ」だったことや、「ちらし寿司」が1日前に思いついて入れた“世界一意味のない伏線回収“であることなどもヤーレンズは告白。漫才中に「ダイナマイトボートレース!」と言ったことで競艇の仕事が決まったエピソードも来場者を驚かせた。
令和ロマンは1本目、観客に話しかけるスタイルを取ったことから、観客がネタ中に声を発してしまうほどリラックスしてしまっていたと回想。「ああ~!」と納得の声を上げた観客に「そう!」と返すなど、アドリブで対応したことを振り返った。トップバッターの令和ロマンのおかげで会場が温まり、「お祭り」の雰囲気になったと3組。浜中は「俺らがお祭りを終わらせた……」と申し訳なさそうにこぼした。
8月から予選が始まる「M-1グランプリ2024」にもエントリー予定の彼らは、「改めて見ると新しい発見がある」と今回の機会を楽しんだ様子。ボケ数が多いコンビが活躍した前回大会を経て、今年はどうなるだろうと思いを馳せていた。
DVD「M-1グランプリ2023~『爆笑が、爆発する。』~」収録内容
DISC1:「M-1グランプリ2023」決勝
DISC2:敗者復活戦 / アナザーストーリー「2つの漫才人生、1つの志」 / 王者・令和ロマンの「決勝戦完全攻略講座」