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映画『ブルーピリオド』主演・眞栄田郷敦と原作者・山口つばさによる特別対談映像公開

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『ブルーピリオド』特別対談映像より (C)山口つばさ/講談社 (C)2024映画「ブルーピリオド」製作委員会

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8月9日(金) に公開される映画『ブルーピリオド』より、主演を務める眞栄田郷敦と原作者の山口つばさの特別対談動画が公開された。

山口による同名漫画を原作に、『サヨナラまでの30分』『東京喰種 トーキョーグール』で知られる萩原健太郎が眞栄田を主演に迎え映画化した本作。からっぽだった高校生が1枚の絵をきっかけに美術の世界に本気で挑み、国内最難関の美術大学を目指して奮闘する姿を描く。

第一声で、完成した映画を観た山口は「漫画では出来ないことを沢山して頂いて、映画ってすごい! 役者ってすごいなと思いました。髪型や衣装がとてもリアルかつ漫画的に浮いている部分が無かったです。本当に細部までこだわって作ってくださったと聞きました。大変な努力をありがとうございます」とコメント。

眞栄田は「原作のキャラクターを表面的な部分だけのコピーにしない。衣装もですが、それぞれのキャラクターをひとりの人間としてちゃんと描くという点を現場のみんなで大事にしました。例えば八虎は金髪ですが、なぜそのような髪型にしているかなど、掘り下げていくことで血の通った人間として描いていきました。そして、芸術の世界にいるスタッフの方も多く、キャストを含めて皆がすごい熱量で作品をつくりました。その熱量は僕自身今まで経験したことがないものでした」と、それぞれのキャラクターを実写化するにあたってのこだわりと現場の熱量の高さを話した。

さらに、山口が作品を観て心動かされたキャラクターが高橋文哉演じるユカちゃんだったという。「ビジュアルも含め、あのキャラクターを男性が演じるのはすごい難しいと思うんです。何か気難しい子という、私が描いていた時のイメージをナチュラルに演じつつ、ユカちゃんの持つ人気者の空気も体現してくださっていて、すごいこれ出来るんだ……とビックリしました!」と、自身が描いたキャラクターが実写として新たな魅力をもって描かれた事への喜びと嬉しい驚きを感じたという。

原作ファンの方に楽しんでほしいと思う点について眞栄田は、「漫画で見ていた絵画です。ストーリーのポイントになる絵画がいくつかありますが、それが実際に3次元の世界にあるというのが、僕自身も現場に入って初めて見たときも興奮しました」と、八虎をはじめとするキャラクターたちと並んで作品のもうひとつの主役である「絵画」についても注目してほしいと明かした。

本作のテーマとなり、キャッチコピーとしても使われている「情熱」という言葉。漫画家として役者として、それぞれの形で『ブルーピリオド』に情熱を注ぎこんだふたりに「情熱の源泉」について聞くと、山口は「漫画を描いているときはひとりなので、このインタビューのように自分と違う分野のプロの方と関わることが大きなモチベーションです。今回の映画化で違う分野のプロの方たちに情熱を注いでいただき、また違った新しい要素や魅力が入っていくのがとても嬉しくて……それが情熱の源泉です」と作品を生み出すことで新たな情熱と繋がっていくこと、眞栄田は「何かに挑戦するときに、出来ない所から始まって、少しずつその楽しさに触れてやりがいを感じはじめる。その後はほとんど出来ない苦しい時間が多いですが、その楽しさに触れ、好きだなと思えるその瞬間を求めて、情熱を注いでいるのだと思います」と、情熱を注ぐことで得ることの出来る喜びの瞬間を求めることが源泉になると語った。

『ブルーピリオド』特別映像

<作品情報>
映画『ブルーピリオド』

8月9日(金) 公開

公式サイト:
https://wwws.warnerbros.co.jp/blueperiod-moviejp/

(C)山口つばさ/講談社 (C)2024映画「ブルーピリオド」製作委員会