ウー・レイ×ジアン・チンチン「西湖畔に生きる」中国公開版・新字幕で上映決定
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「西湖畔に生きる」日本版ポスタービジュアル
ウー・レイ(呉磊)とジアン・チンチン(蔣勤勤)が共演した映画「西湖畔(せいこはん)に生きる」の日本版ポスタービジュアルが到着。あわせて、第36回東京国際映画祭で上映されたバージョンから、監督グー・シャオガン(顧曉剛)が編集や効果などを細かにブラッシュアップさせた中国公開版でスクリーンにかけられることが明らかに。映画祭時とは異なる新字幕で公開されることも発表になった。
第36回東京国際映画祭でワールドプレミア上映された本作の主人公は、中国茶・龍井茶の生産地として有名な西湖のほとりに暮らす母子。あるきっかけでマルチ商法の地獄に落ちていく母・タイホア(苔花)をドラマ「清越坊の女たち~当家主母~」のジアン・チンチン(蔣勤勤)が演じ、母を救うため一線を超える息子・ムーリエン(目蓮)にドラマ「星漢燦爛<せいかんさんらん>」のウー・レイが扮した。
前作「春江水暖~しゅんこうすいだん」に続き「山水画の世界をさらに映画で極めたい」と、自ら名付けた「山水映画」の新しい表現に挑戦しているグー・シャオガン。日本版ビジュアルは、そんな彼の意図を強く反映させたものとなっている。違法ビジネスの地獄に焦点を当てた中国版ビジュアルとは異なり、上部には木漏れ日を頬に受け目を閉じるムーリエン、下部には怪しげな洗脳が行われる世界がデザインされた。
なおこのたび公開されるバージョンには、チェン・リー(陳粒)による主題歌が追加されている。
「西湖畔に生きる」は9月27日より、東京・新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次ロードショー。ムヴィオラ、面白映画が配給を担当する。
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