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人気ゲーム実況系YouTuber・ポッキー「大阪は地元感がある」チャンネル開設10周年イベント『ぽきゅるて! in Osaka「White」』ではたこ焼き作りに大失敗もファン爆笑【レポート】

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『ぽきゅるて! ~もう10周年って怖くて笑う~ in Osaka』昼の部「White」 Photo:大久保啓二

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Text:田辺ユウキ Photo:大久保啓二

チャンネル登録者数が350万人をこえるゲーム実況系YouTuber・ポッキーのイベント『ぽきゅるて! 〜もう10周年って怖くて笑う〜 in Osaka』の昼の部「White」が6月8日、COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール(大阪)で開催された。

同イベントは、ポッキーのチャンネル開設10周年を記念した“リアルイベント”。2月にはTOKYO DOME CITY HALLで東京公演を実現させ、大盛況に。待望の大阪公演の昼の部「White」では、いかにも“笑いの街・大阪”らしいポキナー(ファンの愛称)との会話のキャッチボールが印象的だった。

初めての“爆弾たこ焼き作り”に苦戦「もんじゃかな? 全然焼けてない」

開演前の影アナ(収録)を担当したのは、ポッキーとコラボレーション経験がある俳優・神木隆之介。神木から「ポッキーさん、10周年おめでとうございます」という祝福のメッセージがあり、オープニングアニメーションを受けて登場したのは、ポッキーと、この日のゲストでポッキーの友人のれん、そしてダンサーたち。「誰が出てきたのか分からないくらいの服と髪型」とポッキーが言うように、ばっちりキメこんだ格好でクールなダンスを披露。そして「僕は三重県出身なので、大阪によく来ていたんです。だから地元感があって」と話すと、あちこちから「おかえり」の声が飛んだ。

最初のコーナーは、大阪公演にちなんで「たこ焼きパーティー」。同コーナーは、ポキナーの多数決をもとに生地のなかに入れる具材を決めていき、直径10センチの“爆弾たこ焼き”を完成させるというもの。具材は、大阪銘菓のチーズケーキ「りくろーおじさん」、大阪の観光名所であるグリコサインでもおなじみのメーカー「江崎グリコ」のキャラメル、そしてたこ焼き型のお菓子「たこやきコロコロ」がチョイスされた。

ただ、たこ焼き作りに久しぶりに挑戦したれんが焼いたり、ひっくり返したりする担当だったこともあり、ポキナーから「ちょっと焦げ臭いかも」「もうちょっと焼いた方がいい」などさまざまな指示が。れんは「リハーサルで(練習を)やっておけばよかった」と四苦八苦し、ポッキーも「焼けずにこのコーナーが終わる可能性があるよね」と冷や汗。

結局、ポッキー曰く「もんじゃかな?」という柔やわなたこ焼きができあがってしまい、それを頬張ったポッキーは「全然焼けてない…。口のなかが普通に液体。びっくりした」と目を泳がせた。

ポキナーから「落ち着いて」の励ましの声、ゲームでベストスコアを目指す

続くゲーム実況のコーナーでは、落ちものパズルゲーム「スイカゲーム」に挑戦。ポキナーからアドバイスをもらいながら、ポッキーは自身のベストスコアを上回る4千点を目指した。

落ちてくるいろんな果物を重ねて“進化”させながら得点を稼いでいく同ゲーム。ポッキーは「左(の画面)から背の順で並べていけばいいんだよね」とコツを紹介しながら、順調な滑り出しをみせた。それでも次々と落ちてくる果物を前に置き場が失われていく。ポキナーも「そこじゃない」「えー!?」と悲鳴などをあげながらプレイを見守った。

「落ち着いて」「まだまだいけるよ」との後押しされ、ポッキーも「落ち着いてるよーー!っ」と反応。ポキナーのエールを力に数々のピンチを乗り越え、本ゲームの目標の1つでもあるスイカを作り上げることに成功した。最終的には2733点でゲームオーバーとなったが、ポキナーと一緒に考えながらゲームをする機会はなかなかないため、ポッキーは「楽しかった」と満足そうな表情を浮かべていた。

次は、れんとのゲーム対決。プレイするのは、かわいい動物たちがバトルする「Party Animals」。過去の対戦成績はれんが3戦全勝。「これは大切な戦い」とリベンジを誓うポッキーは、最初のラウンドで見事勝利。ところが以降のラウンドでは、れんがポッキーを圧倒。ポッキーから、思わず「このゲーム、苦手かも…」と弱音が漏れる場面も。それでも、崖っぷちに追い込まれながらも逆転勝利をおさめて一矢を報いるなど健闘。二人が「激アツな戦い」と興奮したこのバトルは、最終的にれんに軍配があがった。

イベントの主役として見せた意地、“異変探し”で面目躍如!

イベント本編最後は、大ヒットゲーム「8番出口」ライクリアルゲーム「ちゃ番出口」が行われた。ポッキーの部屋をイメージしたセットに仕掛けられた5つの異変を10分以内に見つけ出すコーナー。会場を一旦消灯し、その間、スタッフたちが異変をセッティング。「マジで分かんねえ」と頭を悩ませるポッキーを、ポキナーが「後ろの照明が違うかも」などと異変探しをサポートした。

“爆弾たこ焼き”が失敗に終わり、「Party Animals」ではれんに完敗したポッキーだけに、「ちゃ番出口」ではイベントの主役としての意地を見せたいところ。しかし1度目のチャレンジでは異変を全て見つけ出すことができずに失敗。それでも再チャレンジでは全問正解を果たすことができ、面目躍如。ポキナーから喝采が起きた。

ちなみにポキナーにも、「(ポッキーに対して)ずっと手を振り続ける」「ポッキーのやることすべてに大爆笑する」といった異変が仕込まれるなどした。特に「大爆笑」のときは、ポッキーも「歩くだけで笑いが生まれて気持ちいい」と最初は喜んでいたものの、次第に「ちょっとウザい! これだけウケられると」と苦笑い。困惑するポッキーの姿を見て、ポキナーから“仕込み”ではない笑いがあがった。

ポキナーへの想いを歌詞に込めたオリジナル曲「ドリームログ」を演奏

アンコールでは、過去の配信で「(イベントをするなら)挑戦することが大事」とし、歌うことを宣言していたポッキーの歌唱が披露された。

1曲目は、Kanariaの「エンヴィーベイビー(ENVY BABY)」をカバー。アイドル風の白衣装に身を包み、“玉座”についたポッキーが威風堂々とした雰囲気で歌いきった。

2曲目には、10周年イベントのために制作されたオリジナル曲「ドリームログ」をパフォーマンス。同曲は、ポキナーの存在を大切にしながらここまで歩んできたポッキーの想いが込められた内容。ポキナーと一緒に夢を追いかけてきた道のりや、「遊ぼう これからも 子どもみたいにさ」とずっと変わらずゲーム配信を続けていきたいという意志が歌詞としてあらわされていた。演奏中は客席に用意されたお立ち台にあがるなどしたポッキー。テンションも相当あがっていたようで、「(お立ち台に)階段を使わずのぼったけど、それがやばかった」と息を切らしながら話していた。

2時間を超えるイベントでは終始、ポキナーからさまざまな掛け声があり、それにこたえながら進行していったポッキー。そういったポキナーの熱気や温かいやりとりこそが、チャンネル10周年を迎えられた要因であると感じられた。最後にポッキーは「大阪でイベントができて本当にうれしいです」と頭を下げて、昼の部「White」は幕を閉じた。

★夜の部「Black」のレポートはこちら

<公演情報>
『ぽきゅるて! ~もう10周年って怖くて笑う~ in Osaka』

2024年6月8日(土) 昼の部「White」
COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

ポッキー YouTubeチャンネル:
https://www.youtube.com/pockysweets

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