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浦和が3連勝で上昇気流に乗るか? 湘南が7戦ぶり勝利で踏ん張るか?

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伊藤敦樹(浦和レッズ) (C)J.LEAGUE

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ケガ人続出の後は複数名の主力の移籍と不安がよぎったが、後半戦に入って浦和レッズは連勝をマーク。公式戦6戦勝ちなしで迎えた『明治安田J1リーグ』第20節・名古屋グランパス戦を1-0で勝ち切ると、前節はジュビロ磐田に3-0の快勝を手繰り寄せ、9勝5分7敗の勝点32の9位まで順位を上げてきた。

名古屋戦から伊藤敦樹&安居海渡のダブルボランチに変更すると中盤を支配。さらにCFブライアン・リンセンを先発に据えて、左SBを担っていた渡邊凌磨を2列目に配置し、CBマリウス・ホイブラーテンの新たな相棒に佐藤瑶大を指名すると、状況は好転した。それにしても前節は見事だった。立ち上がりからボールを握って好機を探ると、21分左サイドに走り込んだ伊藤のクロスから右SB石原広教がヘディングシュートを放って先制。前半終盤にはトップ下の武田英寿のFK、渡邊のミドルシュート、後半早々にも武田の横パスを受けた伊藤がミドルシュート、49分ゴール前に抜け出した渡邉のシュートで磐田ゴールを脅かすと、52分伊藤のマイナスのクロスを渡邊が右ボレーを振り抜いて2-0。

イケイケの浦和は攻め手を緩めず、5分後には左SB大畑歩夢がFKの跳ね返りからシュートを放つもGK川島永嗣に好守で阻まれ、62分には武田の左サイドからのFKはクロスバーに嫌われた。74分左サイドで渡邊が粘り、大畑につなぐと、大畑はゴール前にマイナスのパスを送り、伊藤が落ち着いてワンタッチからゴールを沈めて勝負あり。浦和は磐田に22本ものシュートの雨を降らせ3-0の完勝で今季2度目の連勝を記録したのだった。

試合後、ペア・マティアス・ヘグモ監督は「選手たちには試合前に『名古屋戦からさらに前進したい』という話をした。まとめると、名古屋戦からさらにステップアップして、試合を通じて一貫性のあるプレーを見せることができた」と胸を張ると、新キャプテンに任命した伊藤を「彼は別格だったと言える。何も言うことはない。守備でも、ボールを持っていない時のランニングでも、ボールを持った時も、すべてで高いレベルでプレーしてくれた」と絶賛した。1ゴール2アシストの大活躍を見せ付けた新主将も「手応えは感じているし、4-3-3の時でも変わらずに動ければいいかなと思う。ダブルボランチにすることで中盤の逃げ道や距離感が整理できていると感じている」と自信を深めた。

対する湘南ベルマーレは直近6試合で勝利なし。3勝7分11敗・勝点16の19位と苦しい戦いが続く。前節は同じく降格圏にあえぐ京都サンガF.C.に痛い黒星を喫した。京都のハイプレスに苦しみ、強風にリズムを作れないまま24分に先制点を献上すると、後半早々のPKのチャンスもFW福田翔生のキックは相手GKク・ソンユンの好セーブに遭い同点に至らず。その後も湘南は攻め手を欠き、京都が“シックスポイントゲーム”を制して順位を逆転した。

試合後、山口智監督は「前半腰が引けた戦いになったことがすべて。とにかく圧を掛けて相手陣地でサッカーをする、相手を見ること、奪って逆に持っていくことがなかなかうまくいかなかった前半だった」と戦う姿勢を問うた。

リーグ戦の直接対決を振り返ってみると、浦和が21勝6分10敗と勝ち越すものの、ここ10試合は4勝5分1敗と引き分けが多いのが気になる。第4節の対戦でも、両軍合わせて33本のシュートが乱れ飛ぶ激しい打ち合いの末、4-4で勝点1を分け合った。

果たして、浦和が3連勝を飾るのか、湘南が1か月半ぶりに勝点3を手にするのか。『明治安田J1』第22節・浦和×湘南は7月6日(土)・浦和駒場スタジアムにてキックオフ。チケットは残りホーム自由席のみ。試合の模様はDAZNにて生中継。

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