白馬に乗って登場!松平健の芸能生活50周年公演スタート「80歳まで歌って踊れたら」
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明治座「松平健芸能生活50周年記念公演」第二部「マツケン大感謝祭」より、「マツケンサンバII」の様子。
「明治座『松平健芸能生活50周年記念公演』」が、昨日7月6日に東京・明治座で開幕した。
松平健のデビュー50周年を祝う本公演は、芝居「暴れん坊将軍」とショー「マツケン大感謝祭」の2本立てとなる。「暴れん坊将軍」では、白馬に乗った徳川吉宗(松平)の登場や、終盤での大立ち回り、来場客から募集したメッセージが読まれる“目安箱”企画などが展開。「マツケン大感謝祭」では、本公演のために書き下ろされた新曲「マツケンパラダイス」や、「マツケンマハラジャ」「マツケンサンバIII」などが披露され、出演者全員集合による「マツケンサンバII」で締めくくられた。
「暴れん坊将軍」の脚本・演出と「マツケン大感謝祭」の構成・演出を、大人計画の細川徹が担当。松平のほかの出演者には、辰巳ゆうと、北翔海莉、音波みのり、伊藤純奈、荒木健太郎、丹羽貞仁、真砂京之介、真島なおみ、白石まるみ、笠原章らが名を連ねた。
初日公演後には松平の取材会が行われた。松平は「久しぶりに『暴れん坊将軍』をやらせていただきましたが、これまで経験したことのないコミカルなところがたくさんある演出です。白馬での登場も、演出家の方がテレビのイメージでぜひやりたいとおっしゃってくださいました。『暴れん坊将軍』は私の代表作でもありますし、いまだに再放送もしてくださっていますので、ぜひお客様に生で見ていただきたい」と話す。
ショーについては「今日のお客様にはペンライトをたくさん振っていただき綺麗でしたし、辰巳ゆうとくんや北翔海莉さんのファンの方も応援してくださってありがたかったです」とコメント。先日死去した「マツケンサンバII」の振付師・真島茂樹への思いを問われると「いつも舞台公演の振付やステージングをしてくださり貴重な存在でした。本当に残念ですけれど、今日彼は後ろで踊ってくれていたと思います」と語った。
これまでの50年を振り返った松平は「50年といえば長いですが、気持ち的にはあっという間でした。やはり支えはお客様です。今日のようにお客様が笑顔で観てくださると応援が力となり、また次はがんばろうという気持ちでやってきました」と話し、「50年間支えてくださったお客様に改めて感謝いたします。これからも皆様に喜んでいただける仕事をどんどんやっていきたいという思いでがんばります」「とにかく健康が大切ですので、目標としては80歳まで歌って踊れたらいいな」と展望を明かした。
上演時間は約4時間20分。公演は7月31日まで行われる。なお、松平の芸能生活50周年記念公演は今後、大阪・新歌舞伎座、福岡・博多座でも行われる。
%play_624_v2%※初出時、本文と出演者情報に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
「暴れん坊将軍」(c)東映