新ジャージーで挑むパリ五輪! 7人制ラグビー男女日本代表が意気込み!!

7月8日『パリ2024オリンピック競技』7人制ラグビー男女日本代表記者会見およびセブンズ日本代表新ジャージー発表会が実施された。日本ラグビーフットボール協会・土田雅人会長は次のようにあいさつした。

「日本ラグビーの7人制は3大会連続で出場している。ただ試合に出るだけではなく、メダルを取りにいくことが大事だと思っている。男子は2016年『リオ五輪』の初戦でニュージーランドを14-12で破り、残念ながらメダルを取れなかったがベスト4までいくことができた。女子は『ワールドシリーズ(『HSBC SVNS 2024』)』を戦い、現在世界ランクは9位、シンガポール大会は6位と世界と伍して戦っている。必ずや彼ら彼女らが世界と戦ってメダルが取れると確信している。日本のラグビーが非常に進化した中、必ずやメダルが取れる位置にきていると思っている。ラグビー協会としても『五輪』の7人制は益々力を入れてメダルが取れるようチーム、選手をサポートしていきたい」

男女セブンズ日本代表のHC、主将たちは『パリ五輪』へ向けて意気込みを語った。
サイモン・エイモーHC「パリでは世界中のファンが日本のスタイルを好きになるような、8万人が魅了するようなスタイルを披露したい。ワクワクするような革命的なプレーを実践すれば勝てると信じている」
石田吉平主将「パリでは8万人の観客の前では自分たちのスタイルのFAST&BRAVEを貫き通して、強豪に勝ってメダルを掴み取りたい。初戦の相手はNZと強豪だが、自分たちのスタイルを貫き通せば必ず勝てると思う。勝って日本選手団のいいスタートを切りたい」

鈴木貴士HC「チームとしても選手としても自信を得て成長できたと感じている。日々の大会で世界との差を感じながら、ここで世界に勝てるという自信を持って『五輪』に臨めると思う。そこで自分たちの力を発揮したい。武器であるディフェンスで前へ出てプレッシャーを掛け続け、数少ないチャンスを決め切って勝利したい」
平野優芽主将「東京五輪が終わってからこの3年間、強いサクラセブンズをつくるために一丸となってやってきた。パリではサクラセブンズらしいラグビーでメダルを取りたい。4年に一度の大きな舞台で普段ラグビーを見ない方にも注目してもらえるすごい機会なので、ひたむきに走り続けるラグビーをパリで展開したい」

同日、男女セブンズ日本代表の新しいジャージーを発表。新ジャージーを身にまとった選手たちは次のように率直な感想を口にした。
丸尾崇真「とても伸縮性があり、薄くて丈夫で動きやすくて非常にいいなと感じている」
石田大河「日本の伝統的な和を使っていて、7本のラインでスピード感とダイナミック感があって、7人制を象徴しているなと思う」
梶木真凜「日本の伝統の和柄である吉祥文様が入っているのと、いつもより深い赤で力強さを感じられるところが気に入っている」
堤ほの花「躍動感あるストライプがかっこいい点と、前の方にも背番号が入っているのでより自分の背番号を感じられる点を気に入っている」

【『パリ五輪』7人制ラグビー男子日本代表内定選手】
石田吉平(横浜キヤノンイーグルス)
石田大河(浦安D-Rocks)
植田和磨(近畿大学)
奥平湧(三菱重工相模原ダイナボアーズ)
ケレビ ジョシュア(豊田自動織機シャトルズ愛知)
古賀由教(リコーブラックラムズ東京)
谷中樹平(トヨタヴェルブリッツ)
津岡翔太郎(コカ・コーラボトラーズジャパン)
野口宜裕(セコムラガッツ)
福士萌起(日野レッドドルフィンズ)
松本純弥(浦安D-Rocks)
丸尾崇真(神奈川タマリバクラブ)

【『パリ五輪』7人制ラグビー女子日本代表内定選手】
内海春菜子(YOKOHAMA TKM)
大谷芽生(ながとブルーエンジェルス)
梶木真凜(自衛隊体育学校PTS)
三枝千晃(北海道バーバリアンズ ディアナ)
田中笑伊(ながとブルーエンジェルス)
堤ほの花(日本体育大)
中村知春(ナナイロ プリズム福岡)
西亜利沙(東京山九フェニックスラグビークラブ)
原わか花(東京山九フェニックスラグビークラブ)
平野優芽(ながとブルーエンジェルス)
松田凜日(東京山九フェニックスラグビークラブ)
水谷咲良(東京山九フェニックスラグビークラブ)

7人制ラグビーの日程は、男子は7月24日(水)・25日(木)・27日(土)、女子は28日(日)～30日(火)に開催。男子日本代表はニュージーランド、アイルランド、南アフリカとプールA、女子日本代表はフランス、アメリカ、ブラジルとプールCで戦う。