7年目を迎える「調布国際音楽祭2019」 新緑の季節を音楽三昧で過ごすのはいかが?
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「調布国際音楽祭」が7年目を迎える。今年の開催期間は6月23日(日)から30日(日)までの8日間。例年同様「調布市文化会館たづくり」を中心に、深大寺などを含めた調布駅周辺エリアが、新緑の季節の到来とともに音楽に包まれることになりそうだ。
オープニングコンサート(6月23日)には、ジャズピアニストの山下洋輔が登場し、エグゼクティヴ・プロデューサー鈴木優人(指揮)との共演によるガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」が披露されるほか、吹奏楽版によるベートーヴェン「交響曲第9番」第4楽章(抜粋)によって高らかに開幕が告げられる。
奇抜なアイディアに満ちた演出でファンを沸かせるオペラ公演の今年のお題はモーツァルトの「後宮からの誘拐(全3幕)」(6月29日)。毎年パワーアップしているオペラ公演だけに、ますます目が離せない内容になりそうだ。
さらには、オーディションによって集められる音楽祭の華「フェスティヴァルオーケストラ」は今年も健在(6月29日)。今回は鈴木雅明とシモーネ・メネセスの2人の指揮者による“1粒で2度美味しい”コンサートが楽しめる。
そしてこの音楽祭の中心をなすバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)の今年のテーマは「華麗なる協奏曲の夕べ」(6月30日)。ヴィヴァルディ、ヘンデル&バッハなど、ここでしか聴けないBCJのプログラムは、まさにファン垂涎のステージとなりそうだ。
子供のための参加型イベントや、無料公演も多数開催される「調布国際音楽祭」は、調布ならではの工夫や楽しさが満載。1日ゆったり楽しむつもりで出かけたい。
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