岡山・倉敷ロケの映画「蔵のある街」主演は山時聡真、中島瑠菜

「君たちはどう生きるか」の山時聡真と「九十歳。何がめでたい」の中島瑠菜が、岡山・倉敷市を舞台にした映画「蔵のある街」で主演を務める。

同作は、倉敷で暮らす男子高校生・難波蒼が、幼なじみの白神紅子や自閉症スペクトラム障害を持つ彼女の兄との約束を守るため、花火を打ち上げようと奮闘する様子が描かれる。倉敷出身のMEGUMI、前野朋哉、高橋大輔や、林家正蔵、橋爪功もキャストに名を連ねた。

山時が紅子らのため奔走する蒼役、中島が紅子役に起用された。山時は「ごく普通の高校生ですが、誰もが諦めてしまいそうなことにも、果敢に立ち向かっていく青年」と役どころを紹介し、中島は「台本を読んだ後、なんだかとてもあたたかい気持ちになりました。皆さんにもこの気持ちをお届けできるよう精一杯頑張ります！」と意気込みをつづった。

「蔵のある街」は、7月下旬から8月にかけて倉敷市内にて撮影が行われ、2025年夏に岡山・MOVIX倉敷にて先行公開予定。東京・新宿ピカデリーほか全国公開も行われる。山田洋次作品に携わってきた平松恵美子が脚本・監督を担った。

山時聡真 コメント

脚本を読んだ時、若い人が与える力、街の人達の団結する力の強さを感じました。
倉敷には以前一度だけ行ったことがありますが、美しい景色と温かい人達が印象的でした。
今回は何を感じられるのか、今からすごく楽しみです。
僕が演じる蒼はごく普通の高校生ですが、誰もが諦めてしまいそうなことにも、果敢に立ち向かっていく青年です。
この映画を通して、舞台である倉敷はもちろん、皆さんの生まれた街や住む街に希望や勇気を与えられるように、全力で挑みたいと思います。

中島瑠菜 コメント

映画「蔵のある街」に、紅子として携わることができると決まった時、とても嬉しかったです。
倉敷の素敵な街並みで素敵な作品を、これから平松監督はじめキャストの皆さん、スタッフの皆さん、街の皆さんと一緒に作りあげていけること、今からとても楽しみです！
台本を読んだ後、なんだかとてもあたたかい気持ちになりました。皆さんにもこの気持ちをお届けできるよう精一杯頑張ります！

(c)2022 映画『蔵のある街』制作委員会