ホラー映画を観ると心や体はどうなる?書籍「ホラー映画の科学」本日発売
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「ホラー映画の科学 悪夢を焚きつけるもの」書影
脳科学や心理学からホラー映画の魅力を紐解く書籍「ホラー映画の科学 悪夢を焚きつけるもの」が本日7月26日にフィルムアート社から刊行された。
科学コミュニケーターとして活動するニーナ・ネセスが多彩なホラー映画を例に、人が恐怖を感じ、脅威に対処するメカニズムを紹介する本書。脳科学・心理学・神経科学・生物学の知見から恐怖のさまざまな側面を明らかにするとともに、観客の脳や身体はホラー映画の何に恐怖を感じ、どのように反応するのかに迫っている。
登場する映画は、「サイコ」「エクソシスト」「遊星からの物体X」といった古典的作品から「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」「ヘレディタリー/継承」「クワイエット・プレイス」といった現代の話題作など約300本。サイコ、SF、スラッシャー、スプラッター、クリーチャー、オカルトなどのサブジャンルを扱いながら、ホラー映画の歴史もおさらいする。
書籍「ホラー映画の科学 悪夢を焚きつけるもの」目次
はじめに
第一章 恐怖を感じると、脳はこうなる
第二章 ホラー映画の歴史
第三章 モンスターの作り方
第四章 耳からの恐怖
第五章 恐怖が付きまとう理由
第六章 暴力的メディアと暴力行為
第七章 血、ゴア、ボディホラー
第八章 ホラーの変わらぬ魅力
あとがき / 謝辞 / 訳者あとがき
参考文献 / 作品名索引