ピッコロ劇団ファミリー劇場「さらっていってよピーターパン」開幕、演出の眞山直則が手応え
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兵庫県立ピッコロ劇団 ファミリー劇場「さらっていってよピーターパン」より。(撮影:堀川高志 / kutowans studio)
「兵庫県立ピッコロ劇団 ファミリー劇場『さらっていってよピーターパン』」が、本日8月3日に兵庫・兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター 大ホールで開幕した。
「さらっていってよピーターパン」は、別役実が1997年に兵庫県立ピッコロ劇団に書き下ろした作品。ピッコロ劇団の眞山直則が演出を担う今回は、楽曲や振付を一新し、子供も大人も楽しめる音楽劇として立ち上げる。すっかり大人しくなってしまったピーターパンは、相変わらず夜中に子供部屋に忍び込み、子供たちをネバーランドへ連れ出してはくれるものの、ちっとも冒険をさせない。しかしあるときピーターパンと子供たちが海賊と闘うことになり……。
開幕に際し、眞山「幕が開きお客さまが入ったとき。今回でしたら客席いっぱいの子どもたちの、息づかいや笑い声を耳にしたそのときに、カチャリと音が聞こえます。ネバーランドの入口が開く音です。そんな初日の舞台でした。ぜひ劇場へ、お待ちしております」とコメントした。
上演時間は約1時間25分で、公演は明日8月4日まで。なお同劇場では、11月29日から12月6日まで、県内中学生を対象とした演劇鑑賞体験事業・わくわくステージにて本作が上演される。また12月21・22日には、兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールでも上演される。
%play_1630_v1%※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。