川村毅の“スラプスティック・ワールド”が展開「路上7」開幕に小林勝也「シリーズ10までやるつもり」

「ティーファクトリー『路上7 インパーフェクト・デイズ』」が、本日8月6日に東京・雑遊で開幕した。

これは、劇作家の川村毅が書き下ろし、文学座の小林勝也が主演を務める“都市を彷徨う男が巻き込まれる悲喜劇一時間一幕”シリーズ「路上」の最新作。出演者には、小林、千葉哲也、占部房子、山本亨、佐織迅、大沼百合子が名を連ねている。作中では、2024年夏、パンデミックを生き延び、新宿の根無し草として彷徨う村上（小林）と、その相棒・田宮（千葉）の物語が展開。公衆トイレの清掃を日常とする村上に対し、田宮はホスト見習いになっていたようで……。

開幕に際し、川村は「小林勝也、千葉哲也、占部房子の三人組に、山本亨、大沼百合子、佐織迅が加わり、最強の布陣の『路上』新作が誕生しました。私のスラプスティック・ワールドを、華麗なる俳優陣が丁々発止の贅沢路上！」、小林は「台詞にありますように『ジジイ、ジジイてうるせえんだよ』。私はバイデンと同じ年ですが、シリーズ8、9、10までやるつもりでおります」とそれぞれコメントした。

上演時間は約55分で、公演は8月12日まで。