笑って泣いて楽しい夏を!新正俊ら出演、湊かなえ原作「ブロードキャスト」間もなく開幕
ステージ
ニュース

舞台「ブロードキャスト」出演者(撮影:西村淳)
湊かなえの小説「ブロードキャスト」(KADOKAWA)を原作とした「舞台『ブロードキャスト』」が、明日8月10日に東京の恵比寿・エコー劇場で開幕。これに先駆け本日9日に取材会が行われた。
「ブロードキャスト」は、中学時代に陸上部に所属していた町田圭祐が夢を諦め、高校で放送部へ入部するさまを描いた青春小説。脚本を三浦香と元吉庸泰、演出を元吉が手がける舞台版では、主人公の圭祐役を新正俊、圭祐が放送部に入部するきっかけを作った脚本家志望の宮本正也役を木村来士、正也に声質の良さを見初められ、放送部に入部する久米咲楽役を深尾あむが務める。
新は「人間は何かしらを選択して決断することがあると思うんですが、僕が演じる町田は選択から逃げてきた人間。でも彼が放送部に入って決断をしていって、未来に向かっていくところにぜひ注目していただきたいです! 短い稽古期間でしたが、キャスト・スタッフ全員で濃密な時間を過ごし、最高の青春を味わえています。目で見て、耳で聞いて、いろいろなものを感じていただける作品なので、笑って泣いて楽しい夏を過すごしていただけたらと思います!」とコメント。
木村は「生のピアノや、キャストが奏でるSE音など、ほかの舞台では感じられない演出も多いので、この距離感を楽しんでほしいです。僕はアイドル活動はもちろんのこと、今後俳優としてのお仕事にも力を入れていきたいと思っています。夏の思い出を作りに来てください!」と観客にメッセージを送る。また今回が初舞台の深尾は「私が演じる久米咲良は好きな話をすると早口になるアニメオタクで、いろんなところで“アニオタムーブ”をしています。町田と宮本から放送部に勧誘されるシーンは特に爆発しているので注目してほしいです!」と語った。
公演は8月25日まで行われる。なお一部公演では、舞台「ブロードキャスト」の音作りを来場者も体験できるスペシャルカーテンコールが実施される。詳細は公式サイトで確認しよう。
%play_1261_v1%