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文学座と永山智行が初タッグ「石を洗う」演出・五戸真理枝「新しい文学座もどうぞお楽しみに」

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文学座9月アトリエの会「石を洗う」チラシ表

「文学座9月アトリエの会『石を洗う』」が、9月7日から19日まで東京・文学座アトリエで上演される。

「石を洗う」は、永山智行が文学座に初めて書き下ろす作品。作中では、九州南部のとある集落を舞台に、“ここにいる者とここにいない者たちの邂逅の物語”が描かれる。元清掃公社職員の小川和士は、今は数十世帯のみが住むその集落で、現在は個人で墓石の清掃といった仕事を請け負いながら暮らしていた。ある日、小川に墓石の清掃の依頼をしている若い女が、横浜からやってきて……。演出を五戸真理枝が担い、出演者には 寺田路恵、玉井碧、鵜澤秀行、高橋ひろし、鈴木弘秋、太田しづか、杉宮匡紀、森寧々が名を連ねている。

五戸は「永山智行さんは、宮崎の地で、田を耕し、稲を育て、草を刈り、墓を守り、現実に集落を守っている人でもあります。永山さんが戯曲に込めたメッセージを、たくさんのお客様にお伝えすべく、稽古場に集う皆の創造力をきめ細やかに発揮して立ち上げています。永山戯曲特有の“読むト書き“のおかげで、生活感に基づいたお芝居を、これまでにないほど自由に飛躍させることができそうです。新しい文学座も、どうぞお楽しみに」とコメントした。なお、一部公演ではプレトークとアフタートークが行われる。詳細は公式サイトを確認しよう。

五戸真理枝コメント

この物語は、宮崎県南部にある、とある限界集落が主な舞台なのですが、ここからは日本という国の姿がよく見えます。初秋の天気のいい日には、生きていくということはどういうことなのか。そういうこともくっきりと姿をあらわすとか。ああ、なんて見晴らしのいいところなのでしょう! 今のうちにどうか、この絶景を観にいらしてください。人がどんどんいなくなっているので、急がないと集落自体がなくなってしまうかもしれません。

永山智行さんは、宮崎の地で、田を耕し、稲を育て、草を刈り、墓を守り、現実に集落を守っている人でもあります。永山さんが戯曲に込めたメッセージを、たくさんのお客様にお伝えすべく、稽古場に集う皆の創造力をきめ細やかに発揮して立ち上げています。永山戯曲特有の“読むト書き“のおかげで、生活感に基づいたお芝居を、これまでにないほど自由に飛躍させることができそうです。新しい文学座も、どうぞお楽しみに。

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