時は1626年…京都・二条城での“寛永行幸”をテーマに創作された能楽劇「寛永能楽騒動記」
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能楽劇「寛永能楽騒動記」チラシ
「能楽劇『寛永能楽騒動記』」が、9月8日に京都・大江能楽堂で開催される。
これは、1626年に後水尾天皇が京都・二条城に行幸した“寛永行幸”から、400年目の節目にあたる2026年に向け、来場者に寛永行幸を知ってもらうことを目的に行われるイベント。本イベントは、能楽研究者の宮本圭造が講師を担う“お話”「寛永行幸時の能楽」と、能楽劇「寛永能楽騒動記」で構成されている。
「寛永能楽騒動記」は、行幸4日目の9月9日に行われた能楽上演に関する記録を元に創作された作品。劇中では、能楽上演時に起きたハプニングとその顛末、また行幸時に上演された演目の中から、能「熊坂」が披露される。出演者には、能楽師観世流シテ方で、京観世林家十四世当主の林宗一郎らが名を連ねている。
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