あやめ十八番「雑種 小夜の月」開幕、堀越涼「お盆に里帰りするような気分で」
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座・高円寺 夏の劇場13 日本劇作家協会プログラム あやめ十八番 第十六回公演「雑種 小夜の月」より。
「座・高円寺 夏の劇場13 日本劇作家協会プログラム あやめ十八番 第十六回公演『雑種 小夜の月』」が、8月10日に東京の座・高円寺1で開幕した。
あやめ十八番の“雑種”シリーズは、主宰・堀越涼の実家である団子屋をモデルにした、1作完結型の作品群。3作目にあたる最新作「雑種 小夜の月」では母・青子を軸に、化け猫と“徒歩5分の駆け落ち”についての物語が、生演奏と共に展開する。今回は劇団初の試みとして、多彩な日替わりゲストも登場する。
開幕に際し、堀越は「今作は、僕の実家のお団子屋さんを舞台にした、あやめ十八番唯一の続編、雑種シリーズの第三作目になります。二作目から八年空いて、久しぶりの上演となりました。脚本・演出である僕や役者たちの間で実際に流れた八年という月日、ライフステージの変化を、そのまま舞台に盛り込んだ作品です。近年、あやめ十八番が取り組んできた時代物とは作風が異なる、のんびりとした現代劇です。お盆に里帰りするような気分で、ゆったりとノスタルジーに浸って頂ければ幸いです。是非、劇場まで足をお運び下さい!」とコメントした。
出演者には、堀越、大森茉利子、金子侑加、中野亜美といったあやめ十八番のメンバーに加え、花組芝居の秋葉陽司、井上啓子、内田靖子、梅棒の梅澤裕介、小口ふみか、川田希、蓮見のりこ、福圓美里、シタチノの松浦康太、新宿公社の山本周平、佐藤つむぎ、花組芝居の原川浩明らが名を連ねた。今後の日程の日替わりゲストとして、12日昼公演に松崎史也、12日夜公演に松島庄汰、14日昼公演に藤原祐規、15日昼公演に浜端ヨウヘイ、16日夜公演に片岡一郎、17日昼公演に吉川純広と融羽子、17日夜公演に橘花梨、18日昼公演に美斉津恵友が参加する。
上演時間は約2時間で、公演は8月18日まで。本日12日夜公演は、Confetti Streaming Theaterにてアーカイブ付きライブ配信が実施される。
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