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LDHのアーティスト73名が大暴れ!『LDH CLUB CHAMPIONSHIP ~PLAY 4 VICTORY~』レポート

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『LDH CLUB CHAMPIONSHIP ~PLAY 4 VICTORY~』

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8月14日(水)、LaLa arena TOKYO-BAYにて『LDH CLUB CHAMPIONSHIP ~PLAY 4 VICTORY~』が行われた。 LDHのデジタルコミュニケーションサービス「CL」では8月14日から21日までの間、「CL 4th Anniversary Special Week」を実施。その初日を飾るイベントだ。
草野球チーム「中目黒リュージーズ」、サッカーチーム「LDH ESPERANZA」、バスケットボール部「NAKAME LemonStealerz」、ゴルフ部「LDH FULL SWING CLUB」の4チームに分かれて熱戦を繰り広げた。オープニングアクトやハーフタイムショーではLDHアーティスト11グループが登場し、ライブパフォーマンスを披露。
熱いイベントの模様をレポートする。

グループ入り乱れ、熱い戦いを繰り広げる!

まずはオープニングアクトとしてLucky²がとびきりキュートに「こくご・さんすう・りか・恋愛」を、RAG POUNDが「BANG OUT」を迫力満点に披露、会場を盛り上げた。

総合司会を務めるのはTHE RAMPAGEの陣とFANTASTICSの木村慧人だ。
注目選手について、木村は「こういうときにいろいろ起こしてくれる方だと思っている」と言って挙げたのはGENERATIONSの数原龍友。一方、陣は同じグループのTHE RAMPAGE・武知海青を挙げ、期待を寄せた。

軽妙なトークで繰り広げたあとは早速、4チームが登場。一番歴史が長い部活である「中目黒リュージーズ」から入場し、会場からは大歓声が沸き上がった。
ゴルフ部「LDH FULL SWING CLUB」のリーダー山下健二郎は入場すると「一個言わせてもらっていいですか?」。自分たちのチームのほうを一度振り返り、「俺ら少なくない? ユニフォームシンプルすぎない?」。確かにユニフォームは他のチームに比べるとシンプルなデザインだが、ゴルフ部はまだ発足したばかりということもあり、時間の都合で間に合わなかったのだそう。「できたてホヤホヤのグループなんで、それに負けたら恥ずかしいですよ」と煽り、盛り上げることも忘れない。

しかし、人数に差があるのは、今回は不利。公平を期すために、助っ人メンバーも登場し、さらに歓声を呼ぶ。
ただ、その中で助っ人とは別で登場したのが神谷健太だ。3つの部活に所属しているため、各チームのリーダーがジャンケンをして負けたチームに入ることに。ちなみに去年は「LDH ESPERANZA」に入ったが、今回は今市隆二がジャンケンに負け、「中目黒リュージーズ」に加入が決定した。

チームの仕上がりについて今市は「今年に入ってからチームの稼働が増えたので、心はひとつ。今回は勝ちに行きたい」と昨年の雪辱を晴らすことを誓った。さらに、この日が誕生日だというSUZUKは「誕生日一発め、幸先のいいスタートが切れるようにがんばりたいと思います!」と意気込みを語った。

去年、優勝を果たしたサッカーチーム「LDH ESPERANZA」のリーダー・AKIRAは「新メンジーがたくさん入ってかましてくれるので!」と若手に期待を寄せる。
バスケットボール部「NAKAME Lemon Stealerz」もゴルフ部ほどではないにせよ、まだ若いチーム。リーダーのDEEP TAKAとSYAYは「ようやく出来上がってきたところで。フレッシュな熱量だけはあります!」と気合いを見せる。メンバーに名を連ねているものの「まだ入団テストしていないので(仮)です」という吉野北人は「今日が入団テストになるかもしれないので……ボコボコにします!」と笑顔を見せた。

ゴルフ部「LDH FULL SWING CLUB」のリーダー・山下は「チームの結束力だけはある!」ときっぱり。若手メンバーも多く、KID PHENOMENONの遠藤翼空らも気合いが入っている様子を見せた。

本大会のルールは6種目を行い、順位や勝利に応じてチームにポイントを加算。全てのポイントを総合し、順位が決定する。

そんな大会の1種目は「十種障害物リレー」。
各部活にちなんだ種目のほか、バラエティ種目となっており、おんぶパン食い競争、足つぼ麻袋競争、かき氷早食い競争、浮き輪持ちチャレンジ、コスプレ網くぐり、ぐるぐるバットキャッチボール、くじ引きリフティング、バスケットボールワンバウンドシュート、パターボウリング、黒ひげ危機一発キャッチという、一筋縄ではいかないラインナップだ。
最初は中目黒リュージーズがリードしているように見えたが、「足つぼ麻袋競争」でDEEPのKAISEIが麻袋に入らずに競技を実行したためやり直しとなり、大幅に出遅れる。
混戦を極めたが、「LDH FULL SWING CLUB」のアンカー・山下が難なく「黒ひげ危機一髪キャッチ」をクリアしトップで余裕のゴール。「すごくない? 意外とみんなフットワークすごくない?」と笑みを見せた。

2種目めは客席を巻き込んでの借り物競争だ。
お題は初級、中級、上級があり、ボックスに引かれたカードに書かれたものをお客さんから借りるというもの。レベルによって点数は異なり、各チームから3人が出場。それぞれチームごとに誰がどのレベルにレベルを振り分けるかは自由だ。会場は4つのゾーンに各チーム分かれて探すが、上級はなかなかの難易度。例えば片寄涼太が引いたのは「ご祝儀袋」、ØMIは「新札のピン札」、日髙⻯太は「LDH の個別ファンクラブ 3つ以上入っている人」、数原は「TikTok にLDH のダンス動画をあげている人」と見つけるのはなかなかに難しそう。

作戦を聞かれたAKIRAは「……ない」の一言。数原は「エリアの方、力貸していただけませんか!」「一致団結して盛り上がっていきましょー」と会場に向かって声をかけた。
が、競技は意外な展開に。制限時間は10分だが、片寄が上級のご祝儀袋をトップで持ってきたのを皮切りに、全員クリア。会場の協力があったからこそ、だろうが、なんと、全チームがクリア! それぞれ90点ずつが加算された。
ちなみに、時間の関係で最終種目の前にも各チームから2名を選抜した形で再度借り物競争が行われたが、ここでも全員がクリアをした。

気配切り対決、組体操、個性炸裂の見どころ満載競技!

白熱の2戦が終わったところでハーフタイムショーへ。
iScreamが「Sorry Not Sorry」を、Girls²が「I wanna 宣言」、Girls²&iScreamの二組で「D.N.A.」を披露。

さらにNEO EXILEの4組が立て続けに披露して客席を盛り上げた。
THE JET BOY BANGERZは「RAGING BULL」。続いてWOLF HOWL HARMONYは「Frozen Butterfly」、KID PHENOMENONは「Wheelie」を。そしてLIL LEAGUEは「Okay」を。客席にも声をかけ会場全体で体を動かし、次の競技へと繋げた。

続いては「気配切り対決」。
各チームから代表者それぞれ1名、合計4名で対決。目隠しをし、相手の気配だけを頼りに戦う。フィールドとなる畳から出てしまった場合には失格となる。ただ、気配だけ、というのは難しいということで、それぞれ両足に鈴が装着された。

1回戦は川村壱馬(中目黒リュージーズ)、中務裕太(LDH ESPERANZA)、SWAY (NAKAME Lemon Stealerz)、澤本夏輝(LDH FULL SWING CLUB)の対戦だ。競技のポイントについて聞かれたNAOTOは「いかに気配を消して、斬るか」と言い、「普通ですね!」と陣からツッコみが入っていたが、なかなかやってみないと様子が分からない競技でもある。

それぞれ畳の4隅に立ち、スタートとした競技。まずは澤本がSWAYに斬られ脱落。独特のフォームを見せる中務、アグレッシブに攻めるSWAY、そろりと進む川村。制限時間ギリギリまで決着がつかなかったが、まずは川村がSWAYを斬り、最後は中務を仕留め、勝利を掴んだ。

2回戦の対決はNAOTO(中目黒リュージーズ)、瀬口黎弥(LDH ESPERANZA)、Twiggz”JUN” (NAKAME Lemon Stealerz)、山下健二郎(LDH FULL SWING CLUB)。1回戦を見て、様子が分かったのか最初から動きが激しい。それぞれが独特なフォームを見せ、乱打戦を見せるなか、まずNAOTO、続いて山下が脱落。瀬口とTwiggz”JUN”の一騎打ちに。最後はTwiggz”JUN”が勝ち残った。

第4戦は「LDH組体操」。組体操でどのように対決を? と思ってしまうが、笛の合図に合わせて組体操3種(サボテン・垣根・ピラミッドとスフィンクス)をチームごとにチャレンジというもの。各チームから10人ずつが参加する。

まずはサボテンから。2人1組で各チーム5組が挑戦するが、おなじみの組体操ではあるが、意外とうまくいかないメンバーが続出。形が作れても5秒の静止が耐えられないのだ。
NAKAME Lemon Stealerz はイマイチな成績にSWAYから「なにしてんのよ!」と声が飛び、全員が土下座もしくは土下寝をする事態に。

失敗したLIKIYAと吉野のペアは、形はできていたのに、5秒カウントスタートのホイッスルで体勢を崩してしまった。「もう一回やらせてください!」という吉野に「一発で成功したら10点あげる」と陣。再度のチャレンジし、見事に成功させたが、これには他のチームから物言いが。「中目黒リュージーズ」が陣を取り囲むこととなり、ある意味、盛り上がりを見せた。

最終競技は選抜リレー! 優勝は?

続いては7人組でやる「垣根」。今回は7人が力を合わせて行わなければならない型で、サボテンよりも苦戦が予想されたが、続々と成功。全組が成功し得点を獲得した。
ラストは10人で行うのは「ピラミッドとスフィンクス」。グッと難易度が上がり、成功した際は100点を獲得できる。

ここで「相談なんですけど……」と手を挙げたのが「中目黒リュージーズ」のGSだ。リュージーズはいつもトップバッター。後のチームは、前のチームがやっているのを見てコツを掴んでいるはずなので、順番が後ろになるにつれて優位になるのでは?ということで、ここではいつも最後だった「LDH FULL SWING CLUB」からスタート。戸惑いもあったが、陣の注目選手である武知が的確な指示を出し、見事にトップバッターから成功。
順番を最後にしてもらった「中目黒リュージーズ」も難なく成功し、ベンチにいたメンバーも出てきて全員で成功を祝った。「チームワークが素晴らしいんで!」とGSも満面の笑みを見せる。

そして、ここでメンバーには登録されていないPSYCHIC FEVERの剣が「楽しそうだから来ちゃいました!」と登場。人数が少ないゴルフ部に、ØMI の指名で入ることとなった。

競技はまだまだ続く「ダンシング玉入れ」。
参加するのは各チームそれぞれ10名。敵チームの代表者3名がカゴを背負って逃げるのでそのカゴに向かって、10名が玉を入れていくというものだ。ただ、普通の玉入れと違うのがダンスをするということ。各チーム、曲が流れたら玉入れを中断し、フィールド外でダンスをする。その間はカゴに入れるのはNG。カゴに入った玉が多かった順に順位が決まっていく。制限時間は2分だ。

カゴを持って逃げるメンバー、それを追うメンバー。さながら鬼ごっこである。
「中目黒リュージーズ」のターンでカゴを持って逃げた日高は「きついし、怖い」と顔をしかめる。鈴木昂秀も頷き「逃げるほうもやってみてほしい」という眉根を寄せた。
だが、回を追うごとにカゴ側のディフェンスもうまくなってきており、苦戦する場面も。組体操ではトップバッターが不利だったが、こちらでは逆の展開に。見事「中目黒リュージーズ」が勝利した。

最終決戦を前には2度目のハーフタイムショーが。DEEPが「君じゃない誰かなんて ~Tejina~」MA55IVE THE RAMPAGEはこの日発売のアルバム「M5V」からリード曲「Planetarium」を。
そしてDOBERMAN INFINITYの「JUMP AROUND ∞」が流れると一気に会場のテンションが上がる。さらに「Flammable」、「We are the one」で会場に一体感をもたらした。

借り物競争延長戦を挟み、いよいよ迎えた最終決戦は選抜リレーだ。各チームから8人が選抜。「NAKAME Lemon Stealerz」は、小波津志が出場予定だったが、足のケガのため急きょリーダーのSWAYが自ら出場。アンカーを務めることに。
「中目黒リュージーズ」、第一走者はELLY。「走るだけだ、それだけだ」とコメント。アンカーはこちらもリーダーの今市が。
「LDH ESPERANZA」はRIKUがアンカー。「普段のトレーニングの成果を出したいと思います!」と気合いを見せた。

「LDH FULL SWING CLUB」はひとりメンバーが足りないということで、司会の木村が助っ人として参戦。メンバーは出そろった。
最終種目ということもあり、ベンチも客席も大盛り。第一走者は「NAKAME Lemon Stealerz」古嶋滝が圧倒的なスピードを見せつけ、2位以下に大きなリードをつけて第二走者にバトンを渡した。このまま行くかと思われたが、ハプニングがつきものなのがリレー。「NAKAME Lemon Stealerz」がバトンの受け渡しがうまくいかず、2位の「LDH ESPERANZA」に距離を詰められ一気に混戦に。少しずつ距離が縮まり、逆転を許した「NAKAME Lemon Stealerz」。勝負はアンカーまでもつれ込んだが、RIKUが逃げ切り、「LDH ESPERANZA」がトップでゴールを走り抜けた。歓喜の「LDH ESPERANZA」はRIKUを胴上げ。喜びを爆発させた。

選抜リレーの1位が効いたのか、優勝したのは昨年に引き続き「LDH ESPERANZA」。2位の「中目黒リュージーズ」に60点差をつけて、見事2連覇を達成。AKIRAは「今回、若手がガッチリがんばってくれました!」とチームメイトたちを称えた。
さらに、本日のMVPも。MVPは解説のラモス瑠偉とEXILEの松本利夫が選出となるが「誰かひとりというのは難しかった」と松本。「中目黒リュージーズ」のKEISEIがMVPへの望みをつなぐように祈っていたが、選ばれたのはバースデーボーイのSUZUKI。本当に意外だったのか、驚きの表情を見せる。

SUZUKIには画家の青山哲士先生直筆の似顔絵を後日プレゼントされることに。「びっくりした!」と言いながらも「最高の誕生日になりました!」と笑顔を見せた。

約4時間にわたるイベント。お祭りとも言えるイベントには笑顔があふれ、「CL 4th Anniversary Special Week」に華を添えた。
イベントの最後には、各グループが自身の番組をアピール。ファンにとっては最高のプレゼントが詰まった1週間になりそうだ。


取材・文/ふくだりょうこ

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