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眞栄田郷敦主演『ブルーピリオド』原作の名シーンを完全再現した本編映像公開

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映画『ブルーピリオド』より (C)山口つばさ/講談社 (C)2024映画「ブルーピリオド」製作委員会

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現在公開中の映画『ブルーピリオド』の本編映像が公開された。

原作は、累計発行部数が700万部を超える山口つばさによる同名漫画。8月9日より劇場公開がスタートし、8月12日までの4日間で観客動員数11万人、興行収入は1.5億円を突破し、初登場実写映画としては週末興行収入1位に輝いた。

このたび公開されたのは、主人公の矢口八虎(眞栄田郷敦)が国内最難関の美術大学である東京藝術大学への受験を決意する本編の中でも特に重要なシーン。原作の名シーンを完全再現し、原作ファンにも人気な佐伯先生(薬師丸ひろ子)の胸に刺さる言葉の数々が収められている。

まわりの空気を読みながら器用に生きていた高校2年生の八虎は、美術の授業で「私の好きな風景」という課題に対して“青く見える渋谷の早朝の風景”を描いたことで美術の面白さに目覚める。彼はこの絵を描いたことで生まれて初めて本当の自分をさらけ出せたような気がしたが、絵は「趣味でいい」と自分の心に正直になれずにいた。

そんな八虎に、美術部顧問の佐伯先生は「好きなことに人生の一番大きなウエイトを置く。これって普通のことじゃないでしょうか」と投げかける。さらに、家庭の経済事情で美大受験を悩む彼に、「東京藝術大学は他の国公立と同じ学費」と藝大への受験を勧めるが、そこに八虎の同級生で犬猿の仲でもあるユカちゃん(高橋文哉)が「東京藝大の絵画科は日本一受験倍率の高い学科だけどね」と教室に入ってくる。さらに追い打ちをかけるように「3浪4浪は当たり前。ある意味東大より難しい大学」と八虎に現実を突きつけ、彼は今から準備しても受験には間に合わないかもしれないと不安になる。

悩む八虎に対し、佐伯先生は「(間に合うかは)わかりません。でも、好きなことをする努力家は、最強なんです」と背中を押す。映像は佐伯先生の言葉をきっかけに、「俺の心は今、動き出したみたいだ」と、止まっていた八虎の心に灯がともる場面で締めくくられる。

映画『ブルーピリオド』本編映像

<作品情報>
映画『ブルーピリオド』

公開中

公式サイト:
https://wwws.warnerbros.co.jp/blueperiod-moviejp/

(C)山口つばさ/講談社 (C)2024映画「ブルーピリオド」製作委員会