情熱は力…元劇団四季・下村青が死去、近年は歌舞伎にも出演
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下村青
下村青が8月15日16:00頃に実家で死去したことを、所属事務所のアランブルーが下村の公式Xアカウントで発表した。60歳だった。
下村の訃報を伝える投稿には、「20歳で劇団四季に入団し俳優の道を歩み始めてから、今年でちょうど40年 節目の年でした...演劇界の異端児と異名を頂くほど個性豊かな役者ではありましたが、役に掛ける情熱は誰よりも素晴らしかったと誇りに思います。『情熱は力!!』」とつづられている。詳細については現在調査中で、葬儀は親族の意向により密葬となる。
下村は1964年1月19日、青森県三戸町生まれ。1984年に劇団四季へ入団。「コーラスライン」で初舞台を踏み、「美女と野獣」のルミエール役、「ライオンキング」のスカー役として日本初演キャストを務めた。2007年に劇団四季を退団。2015年、本名の下村尊則から下村青に改名した。その後、「スーパー歌舞伎II『ワンピース』」「スーパー歌舞伎II『新版 オグリ』」などに出演。10月から11月にかけて、ミュージカル「ユタと不思議な仲間たち」に出演予定だった。