深夜に“うわさの女”をタクシーに乗せると…堀江貴監督作「最後の乗客」が全国公開
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「最後の乗客」ポスタービジュアル
堀江貴が監督を務めた映画「最後の乗客」が、10月11日より東京・ユーロスペース、池袋シネマロサほか全国で順次公開されることが明らかに。あわせて予告編とポスタービジュアルが解禁された。
本作はタクシー運転手の遠藤が、“うわさの女”と思しき女性をタクシーに乗せたことから始まる物語。やがて遠藤は突然飛び出してきた母子をやむなく同乗させることになり、両者の目的地である「浜枚」に車を走らせる。
映画は東日本大震災から10年が経った頃、故郷である宮城・仙台への思いを1本の映画に収めたいという堀江の思いから始動。55分の自主映画として完成し、アメリカのチャンドラー国際映画祭など世界各国の映画祭で上映された。
冨家ノリマサが遠藤を演じたほか、岩田華怜、長尾純子、谷田真吾、畠山心、大日琳太郎が出演。「寝ても覚めても」「Cloud クラウド」の佐々木靖之が撮影を担当した。
YouTubeで公開された予告編には、遠藤が同業者から歩道に立ちずさむ女のうわさを耳にする様子を収録。深夜に1人の女性をタクシーに乗せた遠藤が、同乗する子連れの母に「最後に乗せたお客さん、覚えてます?」と尋ねられるシーンも映し出された。
(c)Marmalade Pictures, Inc.