いよいよW杯アジア最終予選がスタート! 伊東&三笘の起用法を質問された監督は?
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(写真左より)森保一監督、遠藤航
いよいよ『FIFAワールドカップ26』アジア最終予選(3次予選)の初戦が明日に迫った。9月4日、SAMURAI BLUE(日本代表)が前日会見を実施。森保一監督と遠藤航主将が登壇し、中国戦への意気込みを語った。
森保監督「明日からいよいよ最終予選が始まるが、まず確実に突破できるように一戦一戦最善の準備をして全力を尽くすこと。高い目標を持ちつつ、目の前の一戦に向けて最高の準備をして勝利を目指して今日できること、明日できることをしていきたい。ファンも共闘してくれれば幸い」
遠藤主将「いよいよ最終予選が始まる。僕自身楽しみにしている。選手として今できる最高の準備をしている。まず明日、初戦をしっかり勝てるようにしていきたい」
ふたりは中国代表を次のように警戒した。
森保監督「中国は非常に力を持っているチームなので、分析からどう攻撃し、どう守備すればいいかを共有している。チーム戦術を共有し、選手個々の役割を確認した。相手をリスペクトしているが、我々が最大限のパフォーマンスを発揮できるよう準備しないといけない」
遠藤主将「日本のことを分析してくる監督で、中国代表選手の良さを生かして戦ってくるイメージ。自分たちがボールを持つ時間が長くなると思うので、カウンターに対するリスクマネジメントをしないといけない。背の高い選手もいて、セットプレーもいい準備してくると思うので、ゴールキックも含めた対応をしっかり準備していかないといけない」
代表復帰となった三笘薫と伊東純也の起用法を質問された指揮官は?
「三笘、伊東の起用法は試合を楽しみにしていただければと思う。ふたりとも日本代表の大きな武器であるのは間違いない。出場した時間の中で、自分の動きを発揮してもらい、まず得点に絡んでほしい。攻撃も守備も献身的にハードワークできる選手だと思うので、この厳しい戦い、全員攻守にハードワークして戦ってほしい」
自身も出場した4年前の最終予選の初戦・オマーン戦で黒星発進となった点を問われた主将は?
「前回大会の結果は経験した選手はもちろん覚えているし、『アジアカップ』の結果を見ても簡単ではないと身に染みている。先は長いので、一戦必勝で全力を尽くすることが大事。前回の結果をネガティブに捉えるのではなく、しっかり自信を持って、楽しみながら勝利を掴み取れればと思う」
長谷部誠コーチが加入したメリットを質問されると、ふたりはこうコメントした。
森保監督「長谷部コーチにこの2日間チームに帯同してもらい、改めて彼の存在感が大きいと感じている。スタッフ、選手にも自然体に接してくれて、まず彼自身がチームの一員になることをチャレンジしてくれている。自分が持っているものを実際プレーして見せ、スタッフ、選手へ話しかけることによって、試合に向けていい準備と日本のサッカーのレベルアップのために今できることを最大限やってくれている。自己紹介してもらった際、日本が世界一を目指す中、自分が経験したことを還元したいと言ってくれた」
遠藤主将「選手の側からはみんなウェルカム。あれだけ実績ある方、若い選手も多くの刺激を受けている。あれだけ海外で活躍した方が日本サッカーに還元してくれるのは日本サッカー界にプラスだし、最終予選にも向けても選手からしたらメリットしかない。今後も『W杯』本大会、選手のキャリアについても還元していただければ、素晴らしい関係性になっていくと思う」
『W杯』アジア最終予選・日本代表×中国代表は9月5日(木)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケットはチケットJFAにて発売中。試合の模様はテレビ朝日系列にて全国生中継、DAZNにてライブ配信。
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