戦争をテーマにした舞台「オサエロ -2024-」に室龍太・清水一輝ら
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一騎討ち Project 第7弾公演 舞台「オサエロ -2024-」ビジュアル
室龍太、清水一輝らが出演する「一騎討ちProject 第7弾公演 舞台『オサエロ -2024-』」が、10月30日から11月4日まで東京のこくみん共済 coop ホール / スペース・ゼロ、14日に兵庫・神戸新聞 松方ホールで上演される。
一騎討ちProjectは清水による企画。今回は、同プロジェクトの第1弾として過去に上演された「オサエロ」の2024年版となる。藤森一朗が作・演出を手がける本作では、戦争をテーマにした物語が展開。出演者には室、清水のほか、沢口夏子役の瀧野由美子、岡本昭二役の宮下貴浩、坂下昭代役の太田夢莉、坂下智子役の梅山恋和、神田喜久雄役の大迫一平らが名を連ねた。なお兵庫公演は、兵庫・神港学園高等学校の100周年記念芸術鑑賞会として行われる。
上演に際し藤森は「特攻出撃や突入の映像を見る度にどうしても『もし、この若者達が死なずに生き残っていたら戦後はどうなっていたのだろう』と考えてしまいます。特攻命令を下した上官達の多くが生き残りました。戦争とは爺さん達が始めて、おじさん達が命令し、若者達が死んでゆく物語だと思います。この舞台が彼らの死を忘れない一助になれば幸いです」と語る。
室は「この脚本を初めて読んだ時、少しでも多くの人々に届いて欲しいと心から思いました。このような作品に出演させていただくのは初めてなので右も左も分からない若輩者ですが、精一杯努めたいと思います」、清水は「母校からの依頼を受けて素晴らしいキャストの皆様と再びこの作品を届けることを誇りに思うと同時に、戦争というものが他人事ではなくなってきたこのご時世で、身が引き締まる思いです」とコメントした。チケットの一般販売は9月25日20:00にスタート。
藤森一朗コメント
戦争という愚行の罪禍のひとつに大勢の若者を殺すという事があると思います。
特攻出撃や突入の映像を見る度にどうしても「もし、この若者達が死なずに生き残っていたら戦後はどうなっていたのだろう」と考えてしまいます。特攻命令を下した上官達の多くが生き残りました。戦争とは爺さん達が始めて、おじさん達が命令し、若者達が死んでゆく物語だと思います。
この舞台が彼らの死を忘れない一助になれば幸いです。
室龍太コメント
室龍太です。
この度、舞台「オサエロ -2024-」に浅井勝彦役として出演することになりました。
この脚本を初めて読んだ時、少しでも多くの人々に届いて欲しいと心から思いました。
このような作品に出演させていただくのは初めてなので右も左も分からない若輩者ですが、精一杯努めたいと思います。
清水一輝コメント
この作品を10年前に初めて出演した時にものすごい衝撃を受け、自分が生まれ育った関西に届けたくて、プロデュース公演を始めました。
そして10年後の今、母校からの依頼を受けて素晴らしいキャストの皆様と再びこの作品を届けることを誇りに思うと同時に、戦争というものが他人事ではなくなってきたこのご時世で、身が引き締まる思いです。
少しでも多くの方の心に残るよう、全身全霊込めて届けたいと思います。
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