青木恵斗(帝京大学) (C)スエイシナオヨシ
続きを読むフォトギャラリー(2件)
すべて見るラグビー日本代表がアメリカ代表を迎え撃つ同日、関東大学ラグビーの秋の公式戦が開幕する。9月7日(土)、『関東大学リーグ戦』1部が東洋大×大東文化大、『関東大学対抗戦』Aグループが日本体育大×帝京大のカードでシーズンへ突入するのだ。
『全国大学ラグビーフットボール選手権大会』&『関東対抗戦』4連覇を目指す帝京大だが、菅平の夏合宿で早稲田大に完敗を喫した。日本代表から帰って来たHO佐藤健次主将にふたつのラインアウトモールを含む3トライを献上するなど、前半は0-24のワンサイドに。後半は巻き返して五分の展開に引き戻すも点差は縮まらずに14-38。セットプレーで後手に回るショッキングな黒星となった。
王者は悔しい敗戦から大きな学びを得た。9月2日の『対抗戦』&『リーグ戦』共同記者会見で、相馬朋和監督は改めて「コーチとして反省しかなかった。『私はやるべきことをこんなにしてこなかったのか』と痛感したゲーム。それほど大田尾(竜彦)監督、早稲田大学の意志をはっきりと感じたゲーム」と早大戦を振り返った。
FL青木恵斗主将の言葉はもっとストレートだ。「対抗戦では早稲田に負けられない。個人で戦っては勝てないので、チームでつながって、グラウンドに立つ15人が同じ景色を見ることが一番。その前提としてコンタクトで勝ち続けないといけない」とキッパリ。
もちろん、ライバルたちは帝京の独走を許すつもりはさらさらないだろう。日本代表4キャップをマークしたFB矢崎由高がチームに帰還する早稲田への期待は高まる一方。昨季『対抗戦』2位、『大学選手権』決勝で屈した明治大も「奪還」をスローガンに掲げる。創部100周年の節目を迎える筑波大、『関東リーグ戦』V7を目指す東海大も虎視眈々。
果たして、今季も帝京大と東海大が突っ走るのか、それとも、ライバルが連覇を止めるのか。9月7日(土)・秋葉台公園球技場にてリーグ戦・東洋大×大文大、対抗戦・日体大×帝京大、8(日)・月寒屋外競技場 ラグビー場にて対抗戦・明治大×青山学院大、小田原市城山陸上競技場にてリーグ戦・関東学院大×東海大、日本大学稲城総合グラウンドにてリーグ戦・日本大×法政大、立正大学グラウンドにて流通経済大×立正大がキックオフ。日大×法大と流経大×立正大は観戦無料。9月開催分のチケットは発売中。10月開催分は9月13日(金)一般発売。
関東大学ラグビー 対抗戦/リーグ戦のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2453454
フォトギャラリー(2件)
すべて見る