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文学座「石を洗う」スタート、五戸真理枝「悠久の時を感じる旅へお連れいたします」

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文学座9月アトリエの会「石を洗う」より。(撮影:宮川舞子)

「文学座9月アトリエの会『石を洗う』」が、本日9月7日に東京・文学座アトリエで開幕した。

「石を洗う」は、永山智行が文学座に初めて書き下ろした作品。作中では、九州南部のとある集落を舞台にした物語が展開する。演出を五戸真理枝が担い、出演者には、寺田路恵、玉井碧、鵜澤秀行、高橋ひろし、鈴木弘秋、太田しづか、杉宮匡紀、森寧々が名を連ねた。

開幕に際し、五戸は「永山さんの新作戯曲は、地方に生きる人のそばにも、都会に生きる人のそばにも、誰しものすぐそばにある物語です。そして詩情にあふれた物語です。どう立ち上げようか、演技をはじめ、舞台装置、小道具、衣裳、照明、音響、映像、そして音楽。各部の細かな試行錯誤の末、出来上がってきたのは、登場人物の存在感がかなりの透明度で浮かび上がる、清らかな小川のような作品です。川底に転がる石をあらためて見つめてみるような演劇なのかもしれません。激動の現代にいて未来のことを思うと、小さな石が、時にとても尊い宝石のように見えたりもします。永山智行さんと文学座の出会いから発見された透き通る宝石を、是非文学座アトリエに観に来てください。静かな流れから大きな海へ、悠久の時を感じる旅へお連れいたします」とコメントした。

上演時間は休憩を含む約2時間35分で、公演は9月19日まで。

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