“反抗”する大統領夫人を描いたカトリーヌ・ドヌーヴ主演作「ベルナデット」予告
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「ベルナデット 最強のファーストレディ」場面写真
カトリーヌ・ドヌーヴが主演を務めたフランス映画「ベルナデット 最強のファーストレディ」の予告編がYouTubeで解禁された。
本作は仏大統領を務めたジャック・シラクの夫人として親しまれた女性ベルナデット・シラクの実人生を脚色したコメディ。大統領夫人としての仕事すら与えられない日々を過ごしていた彼女は、参謀のミッケーことベルナール・ニケとともに“復讐計画”を始動する。やがて時代と寄り添い、ポジティブに変化し、発信を続けるベルナデットの姿に、国民が熱い視線を寄せ始める。
描かれるのは、シラクが仏大統領に就任した1995年から、2期目を務めた2007年までの12年の間。本作が長編デビュー作となる監督のレア・ドムナックは「夫と同じように教養がありながら、夫のために後回しにされてしまうベルナデットの人生は、多くの女性が”自分と遠くない”と感じるはず」「50代以上の女性が主役の作品を手がけることができてうれしかった」と語っている。
予告には世間から「時代遅れ」「冷たい」といったイメージを持たれていたベルナデットの姿を収録。「反抗」を覚えた彼女は家族や宮殿職員、世間からの軽視や悪評を覆すべく、ナイトクラブで新たな友好関係を築き、自身のライフワークであった「ピエス・ジョーヌ募金活動」の積極的なPRを行うなど、任務に邁進していく。著名なファッションデザイナー、カール・ラガーフェルドも登場する。
「ベルナデット 最強のファーストレディ」は11月8日より東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。
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