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明治安田J1リーグも残り10戦! 3連勝を飾るのは横浜FMか? 京都か?

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植中朝日(横浜F・マリノス) (C)J.LEAGUE

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残り10試合、横浜F・マリノスと京都サンガF.C.の行く末を占う大事な一戦と言えるだろう。インターナショナルウィーク明けのリスタートとなる『明治安田J1リーグ』第30節で両軍は激突。横浜FMは12勝5分11敗・勝点41の暫定6位に対して、京都は9勝7分12敗・勝点34の暫定15位。横浜FMはジョン・ハッチンソン体制のもと4勝1敗で上位進出を睨み、京都は後半戦に入って5勝2分1敗で降格圏から抜け出した。再開前の勢いを持続するか否か、重要な90分になる。

横浜FMと京都は台風10号の影響で第29節は中止になった。リーグ戦は残すところ10試合。『天皇杯』準々決勝と『JリーグYBCルヴァンカップ』準決勝に勝ち残り、来週には『AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2024/25』がスタートする横浜FMに至っては、最低でも年内に公式戦19試合を消化することになる。

過密日程が待っている横浜FMは『ルヴァンカップ』プライムラウンド準々決勝・北海道コンサドーレ札幌戦でメンバーの大半を入れ替えて臨んだ。2試合連続先発はボランチの山根陸のみ。9月4日の第1戦はこれまで出場機会の限られたメンバーを並べた。立ち上がりから札幌の猛攻に後手に回った横浜FMだが、GK飯倉大樹の好守と札幌のフィニッシュの精度に助けられて無失点でしのぐと、30分CF植中朝日が相手のミスを突いて先制。36分には再び植中が見事なコントロールショットをズバリ。その1分後にMF荒野拓馬が一発退場となり、数的有利となるも札幌もテンションを落とさず。虎視眈々と反撃の機会を狙った。

後半からは前半打撲を負った飯倉が大事を取って、寺門陸が横浜FMデビューとなるも、落ち着いたパフォーマンスを展開。すると59分、左SB加藤蓮のグラウンダーのクロスに植中が反応するも、わずかにタイミングが合わずにハットトリックはならず。しかし、オウンゴールを誘うと、63・74分にはトップ下の天野純が立て続けにゴール。77分札幌に1点返されるものの、86分に途中出場の水沼宏太がゴールラッシュを締め括る一発をお見舞い。6-1で“前半”を終えると、ハッチンソン監督は「マリノスにはブレンドしながら戦えるいい選手が多い。全員が試合に出る準備ができている。9月は厳しいスケジュールが組まれている。選手も自分を信じてくれているし、引き続きいいパフォーマンスを続けてくれるはず。選手たちは11のポジションを勝ち取るため、日々切磋琢磨している。今夜もそれを見ることができた」と選手たちを称えた。

4強入りをほぼ手中に収める大きなアドバンテージを持って臨んだ9月8日の第2戦で、横浜FMは主力メンバーをズラリ。8分右WGヤン・マテウスのクロスから左WGエウベルがゴールネットを揺らすが、オフサイドに。ならば14分にY・マテウスが抜け出して横浜FMが先制し、2戦連続ゴールラッシュと思いきや、札幌は諦めない。ボールを保持し、好機を探りながら、後半早々に同点に追い付かれる。1-1になった横浜FMはパスワークから決定機を作るもGK菅野孝憲の好セーブに遭い、リードを奪えず。逆に札幌に終盤とアディショナルタイムにゴールを許し、第2戦は1-3で落としたのだった。第1戦で見事なアタッキングフットボールを繰り広げた控え組と第2戦でメンタルの緩みから隙を見せた主力。『ルヴァンカップ』から中4日で迎える『明治安田J1』で指揮官はどんなメンバーを選ぶのか。

一方、京都は後半戦に入り、志向してきたハイプレスに連動性が加わり、CF原大智の得点も重なり、好循環に入った。さらにラストピースのラファエル・エリアスが今夏新加入。加入後6試合、先発3試合、途中出場3試合で6ゴールを叩き出している。8月17日に行われた第27節・セレッソ大阪戦ではR・エリアスのハットトリックなど5-3で粉砕すると、21日の『天皇杯』ラウンド16・大分トリニータ戦は先発10人を入れ替えながら、きっちり2-0の勝利。24日にキックオフとなった第28節は相性の悪いFC東京を相手に早々にR・エリアスのPKで先制し、前半の内に原が古巣から追加点をマーク。後半立ち上がりに左IH平戸太貴がとどめの3点目を決めて、一か月半ぶりとなるクリーンシートで2連勝を飾ったのだった。好調・京都としては3週間のインターバルが吉と出るか、凶と出るか。

リーグ戦の通算対戦成績は横浜FMが18勝3分6敗と大きく勝ち越し。2010年以降の対戦でも横浜FMが5勝1分1敗と圧倒。しかも7試合で16ゴールを叩き出している。第4節の対戦でも2-0から京都に追い付かれるも、アンデルソン・ロペスの2点目が決勝点となり、3-2で横浜FMが勝点3を持ち帰った。

果たして、3連勝を飾るのは横浜FMか、京都か。『明治安田J1』第30節・横浜FM×京都は9月13日(金)・ニッパツ三ツ沢球技場にてキックオフ。チケットはチケットF・マリノス(Jリーグチケット)にて発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。

チケットF・マリノス(Jリーグチケット)
https://www.jleague-ticket.jp/

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