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新訳初の舞台化『リア王の悲劇』藤田俊太郎ら初日コメント&舞台写真公開

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木場勝己 撮影:宮川舞子

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神奈川・KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『リア王の悲劇』が、9月16日(月・祝) に開幕し、舞台写真と演出の藤田俊太郎、出演の木場勝己、伊原剛志から初日コメントが到着した。

『リア王』には、クォート版『リア王の物語』とフォーリオ版(シェイクスピアによる改訂版)『リア王の悲劇』があり、この折衷版が『リア王』として上演され続けてきたが、今回はこれまでの『リア王』とは異なる河合祥一郎による新訳のフォーリオ版が、日本で初めて舞台化される。演出は、今回初めてシェイクスピア作品に挑む藤田俊太郎が手がける。

今回の上演では、時代をキリスト教が入ってくる前の3世紀から5世紀のブリテンに設定。人間としての在り方や尊厳を見つめ直し、特に女性の登場人物たちに新たな視点や解釈を施しながら、リアの生き様を通して人間の本質に迫る。

■藤田俊太郎(演出)
『リア王の悲劇』開幕に寄せて。数年にわたる準備期間、そしておよそ2カ月の稽古期間、一歩一歩着実に、充実のリハーサルを重ねてきました。キャスト、プランナー、スタッフ、関係者一同、誠実に取り組みました。カンパニーの総力を合わせ、作品のテーマを追い求めました。融和や希望、未来へ向けた真実の言葉、多様性の時代に相応しい新しいシェイクスピア劇の誕生です。演劇を愛する方にも初めて舞台をご覧になる方にも、この作品を観劇していただけたらと思っております。是非、劇場に足を運んでいただき、豊かな気持ちで大いに笑って、大いに泣いていただけたら。
KAAT神奈川芸術劇場ホール内特設会場にて、心を込め、親愛なる観客の皆様をお待ちしております。

■木場勝己(出演)
9月16日、『リア王の悲劇』初日の幕が開きました。
私にとっては61年間の念願が叶ってリア王役をやらせていただくことになりました。
10月3日まで公演は続きます。75歳を目前にしての大暴れ、是非ご覧ください!

■伊原剛志(出演)
充分に稽古する時間がありましたので、やっと初日が開けて、やっとお客様に観ていただける喜びがあります。稽古場で最初に通し稽古をした時に自分自身が面白さを感じたので、お客様にもその面白さを体験していただきたいです。是非劇場でお待ちしております。

<公演情報>
KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『リア王の悲劇』

作:W.シェイクスピア
翻訳:河合祥一郎
演出:藤田俊太郎

出演:
木場勝己
水夏希 森尾舞 土井ケイト 石母田史朗 章平 原田真絢
新川將人 二反田雅澄 塚本幸男
伊原剛志

稲岡良純 入手杏奈 加茂智里 河野顕斗 宮川安利 柳本璃音 山口ルツコ 渡辺翔

会場:神奈川・KAAT神奈川芸術劇場<ホール内特設会場>
日程:2024年2024年9月16日(月・祝)~2024年10月3日(木)

公式サイト:
https://www.kaat.jp/d/king_lear

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