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超特急リョウガ、ユーキ、DISH//橘柊生が出演「ハイドアウト404 Vol.1」イベントレポート「全員が主人公してました」

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「ハイドアウト404 Vol.1」

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9月11日、ヒューリックホール東京にて超特急のリョウガ(船津稜雅)とユーキ(村田祐基)、DISH//の橘柊生が出演するゲームイベント「ハイドアウト404 Vol.1」が開催された。本記事では「ハイドアウト 404 Vol.0」に続く、2回目の開催となった本イベントの様子をレポートする。

急成長を遂げた記念すべきVol.1

「ハイドアウト 404」は、スターダストプロモーションとAOI Pro.が手がけるゲームイベントプロジェクト。スターダストの所属タレントとAOI Pro.の映像制作技術をかけ合わせ、ゲームにフォーカスした新たなエンタテインメントの創出を目指す。

開演時間になると、3人のミニキャラクターが描かれた“Vol.1 限定”Tシャツを着て登場したリョウガ、ユーキ、橘。ゆるっと挨拶しながら登場した3人だったが、会場を見渡すと観客の多さに驚き、「すごっ!」と次々に口にする。ユーキが「 Vol.0を知ってるから…」と言うと、橘がそれに同意するように「こないやったやつ(「ハイドアウト 404 Vol.0」)から急成長したね」としみじみ。リョウガは「6倍くらい増えた?」と予想したが、実際、前回開催されたShibaura Magic Boxのキャパは130名、この日行われたヒューリックホール東京のキャパは900名と6.9倍なのだから、本人たちが驚くのは無理もない。彼らの人気振りとvol.0の反響が伺える。

そんな急成長を遂げた記念すべきVol.1の激レアイベントを仕切るのは、唯一台本を持って登場したリョウガ。「ハイドアウト 404 Vol.1〜!」とオープニングコールをかけると、会場は拍手で包まれる。続けて「すごい分厚いんですよ。見てください、この台本」と会場に向かって台本を見せると、「数えたら19ページあったんですよ。でも、なぜだか14ページは白紙」とまさかの暴露をし、観客からは笑い声が上がった。

「GeoGuessr」で見せた客席との見事な連携プレー

最初のゲーム「GeoGuessr」はストリートビューのパノラマで世界中のどこかに落とされ、手がかりを見つけて自分がどこにいるのか当てるゲーム。今回は範囲を日本、時間も3分に制限し、3回プレイした中で、予想した場所と正解の場所の合計距離が一番短い人が優勝というルールに。さらに、3回のうち1回は観客に手伝ってもらえる権利も与えられた。

じゃんけんの結果、1番目がユーキ、2番目橘、3番目リョウガの順でプレイすることになったが、機材トラブルにより画面が映らないハプニングが。しかし、そこはさすがの3人。すぐさまトークに切り替え、橘の「一番遠くから来た人は?」の質問により、北海道、福岡、鹿児島など、地理を利用したゲーム「GeoGuessr」ならではの、有利になりそうな“助っ人”がいることが判明した。

ゲームがスタートすると、ユーキがいきなり北海道を東京・八王子と間違え大きく差異を出し、一気に不利に。続く2番手の橘もスタート位置に岡山市と書かれているのを見逃し、関東と間違う凡ミス。苦戦する二人をよそに、リョウガは道路の案内表示に新潟空港と書かれているのを発見し、県までは突き止め圧倒的に有利になった。

やはり道路の案内表示がある場所は有利か?と思われたが、橘は香川県の小豆島を“しょうどしま”と読むことができず、香川県にピンを立ててしまい、あと一歩届かず。リョウガが「あずきしま?」と口にすると、観客から「しょうどしま!」と訂正され、より客席のヒントの大事さが浮き彫りとなった。

そこで、最後は全員が観客に手伝ってもらえる権利を駆使し、時間も5分でチャレンジすることに。そう、ここで“助っ人”の力が生きてくるのだ。

ユーキはまさかのほぼヒントがない田舎に着地したが、道路脇にある石碑に書かれた文字から観客が大分県だと当てる。その後も観客の力を借りながら、田んぼのど真ん中であったにも関わらず、予想と目的地が2.3kmと大きく距離を縮めた。続く橘も、開始わずか1分足らずで客席からの声で県と市まで特定。競う相手であるはずのユーキとリョウガもあまりのスピードに感動しながら協力プレイをするようになっており、見事“3m”という最短距離を叩き出すことに成功。これには会場から拍手と共に歓声が湧き上がり、橘も思わず「ありがとう〜!」と興奮気味。連携プレーならではの一体感が生まれた。

最後の回では全員が一体となってその土地を探すようになっていたが、一人圧倒的有利なリョウガのターンでは、ユーキと橘が観客の声が聞こえづらいように邪魔をしまくる。しかし、そんな横槍をもろともせず、今回も一桁の差に留めたリョウガ。見事圧倒的な差で「GeoGuessr」の優勝を果たすと、ワイヤレスゲーミングマウスとマウスパットが贈られた。

思わぬ豪華景品に客席からは驚きの声が上がり、「先に言ってよ!」「俺らの熱も違うじゃん」「いーな!欲しかったやつ!」と羨ましがるユーキと橘。その後もリョウガは2人から事あるごとに“譲って”と言わんばかりに強請られるのであった。

観客参加「PICO PARK2」の伝統芸とMVP

2つ目のゲームは、抽選で選ばれた観客5人とリョウガ、ユーキ、橘の3人が協力してゲームクリアを目指すアクションパズルゲーム。全部で3回、合計15人の観客が参加できることになったこのゲームではまさかの観客参加ならではのハイライトがいくつも生まれることになる。

このゲームはプレイヤーごとに色が違う猫のようなキュートなキャラクターを8人同時に同じ画面で操作するのだが、基本的には前後に進むかジャンプするかのみ。実にシンプルな操作性なのだが、人数が多いと思うように動けないため、協力しなければいけないのが難しくもあり面白い。

まず、ジャンプすることで仲間の頭の上に登ることができ、それを利用して高さのある場所に登ったりするのだが、開始早々にそれを利用してリョウガが操作する紫のキャラクターの頭の上に乗ったのが、観客が操作する黄色のキャラクター。「おい!誰だこれ!乗ってるの!」「邪魔だ!飛べない!」と思わずつっこむリョウガだったが、この一連のやりとりはその後も伝統芸かのように受け継がれることに。操作する観客が変わっても、最初にリョウガが操作する紫のキャラクターの頭の上に“意志を継ぐもの”として黄色のキャラクターがのってイジる…というのが定番の流れとなった。

また、リョウガは橘がお花を摘みに行き、ユーキと2人になった際に「やっと2人きりになれたね」と囁き、客席から黄色い声が上がる一幕も。見ている観客も、一緒にゲームをプレイする観客も、近い距離で楽しめる空間に「GeoGuessr」での一体感がさらに濃くなっていくのを感じられる。

何より、「ハイドアウト404」ならではの、観客とコミュニケーションの面白さを改めて感じたのが、このゲームでのMVPとも言える、ラスト回の観客が操作する緑のキャラクターとのやりとりだ。レベル1から進んで行ったため、ラスト回が最もレベルが高くなるのはもちろんなのだが、緊張しすぎていたからなのか、緑のキャラクターは奇想天外な連発。ユーキが「めっちゃ緊張してるね。緊張しなくていいんだよ」と声をかけるも、緑のキャラクターの慌てっぷりは凄まじく、何度もやり直しになってしまい、一向に次のステージには進まない。

ユーキが「落ち着いていこう。大丈夫」「焦らないの!」となだめ、橘が「緑の子を先に行かせてあげよう」と提案したり、「緑!もうちょっとゆっくり」とアドバイスしたり。さらには、リョウガが「『ハイドアウト404 Vol.1』の一番面白い人緑でいい?」「見どころ作っちゃってるのよ」と笑いに変えることで、もはやラスト回は手に汗握りながら全員が一致団結して緑のキャラクターを応援する状態になっており、まるで観客の一人が主役かのような温かい空気感が生まれていた。

結果的に、目標のクリアには至らなかったものの、リョウガは「確かに特に目立ってた人もいるけど、しっかりプレイしてくれてた人がいたから成り立つから、全員が全員主人公してましたよね」と参加者全員に賞賛を送り、“緑が面白かったから”という理由で景品のシャインマスカットもゲット。

最後はVol.2開催に期待をこめ、全員で「ありがとうございました」と深々とお辞儀。客席にゆっくりと目線を送ったり、リョウガとユーキが橘に近距離でファンサを送ったりと、最後までファンサービスたっぷりな様子でイベントを締め括った。

なお、今回のイベントの模様は、PIA LIVE STREAMにて10月14日(月) 23時59分までアーカイブ配信される。

取材・文:楢崎瑞姫

「ハイドアウト404 Vol.1」配信チケットはこちら:
https://w.pia.jp/t/hideout404/

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