ぎっくり腰から始まる、妖精大図鑑「魔女の一撃」幕開け
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「妖精大図鑑『魔女の一撃』」より。(撮影:福本剛士)
「妖精大図鑑『魔女の一撃』」が本日9月22日に東京・神楽坂セッションハウスにて開幕する。
これは妖精大図鑑の新作公演。鍼灸師の針山さんの下にやってきたのは、脈のない患者。お話の国からやってきた“お話”は、魔女の一撃を喰らってぎっくり腰になった“お話”を繰り広げ……。
上演に向けて脚本を手がける飯塚うなぎは、「人間の皆さんこんにちは。妖精大図鑑です。 魔女の一撃とはドイツ語でいうぎっくり腰のこと。立っていても座っていても横になっていても辛い、あのぎっくり腰です。 本当に痛くて辛いのですが、死ぬことは(ほとんど)無く、そしてなんだか名前がゆるいことから、なんだかちょっぴり面白おかしい雰囲気が漂います。あんなに痛いのに… 今回は、そんなぎっくり腰からはじまるお話です。 腰を庇っていると、あっちもこっちも痛い気がします。痛みをやり過ごす時間の、なんて哀れで滑稽な事か! どうぞ人間の皆様に、アハハと笑って、そしてほんの少し分かるなと頷いてもらえたならば幸いです。劇場にて妖精がお待ちしております」とコメントした。
振付・演出を永野百合子が担当。出演者には飯塚、永野のほか、安部萌、神保治暉、中村亮太、平山犬が名を連ねた。上演時間は約1時間30分、公演は明日9月23日まで。
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