持田悠生×砂川脩弥が異色の名探偵に!「ハンドレッドノート」初の舞台化
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インタビュー
左から)持田悠生、砂川脩弥 (撮影:石阪大輔)
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すべて見る舞台『ハンドレッドノート~暗闇に消えた月~』が10月3日(木) 〜上演される。頭脳明晰な名探偵たちの活躍を描く「ハンドレッドノート」は、YouTube動画・漫画・小説など様々な媒体で展開されるクロスメディアコンテンツ。初の舞台化となる今作に名探偵役として出演する、持田悠生(役:司波 仁)、砂川脩弥(役:天幻次 彩)に、公演への意気込みを聞いた。
――本作への印象をお聞かせください。
持田悠生(以下、持田) 原作の面白さに加え、舞台版は演出に福澤 侑さん、プロデューサーに荒牧慶彦さんが参加されます。僕はおふたりと一緒に作品づくりをしたことがあり、「凄いものになるぞ」と興奮しました。出演できることが心から嬉しく、期待に応えたい気持ちでいっぱいです。
砂川脩弥(以下、砂川) 僕も出演できることが嬉しく、非常に光栄です。脚本の亀田真二郎さんをはじめ素晴らしいメンバーが揃った座組なので、どんな作品が出来上がるのかワクワクします。
――ご自身が演じるキャラクターや、所属するハウス(=名探偵+記録者の3人チーム)の印象は?
持田 仁はクールな天才肌。どんな事件も淡々と解決していく「カッコいい」の塊のような人物です。じつは、仁についてはとても驚いたエピソードがあって。彼が好きな言葉である「大切なものは目に見えない」というフレーズは、僕が別の2.5次元作品で長く演じさせていただいたキャラクターの座右の銘と同じなんです。僕自身にとって大切なフレーズが、仁の好きな言葉でもあること、運命的なものを感じています。
また、仁が所属するハウス「ホークアイズ」は、絶妙なバランス感のある3人組です。僕自身は、3人の中でいえば物怪瑠衣くんに近い元気なタイプ。枯柳杖道さんや仁のような落ち着いた大人タイプの友達に、居心地の良さを感じることも多いので、自分のそんな経験も活かしながら彼らの魅力を表現していきたいです。
砂川 僕が演じる天幻次 彩は、舞台のオリジナルキャラクター。自由度が高い分プレッシャーもありますが、「彩ならここでどう動くか、どんな仕草や表情を見せるか」と1つ1つ想像しながら積み上げていく作業は、本当に楽しいです。脚本から想像していた彼のイメージが、稽古場でみんなと合わせてみたらまた違って見えることもあります。本番の幕が上がるまで、もしくは千穐楽のその日まで、新たな一面を見せ続けてくれるキャラクターになりそうです。
持田 彩の能力、カッコいいですよね。役者なら誰もが一度は演じてみたい役なんじゃないかと。
砂川 僕もそう思う。バックグラウンドや能力含め、演じがいのある面白い人物です。そんな彩が所属する「パロットビーク」は、賑やかな印象のハウス。楽しさの中にあやしさや二面性も見え隠れする、魅力的な3人組です。盛り上げていくシーンも多く、役を通してキャスト同士まで仲良くなっていけるような素敵な関係性ですね。
――稽古場の様子はいかがですか?
持田 初対面同士のキャストが多く、最初は緊張感もありましたが、稽古が進むにつれコミュニケーションが活発になっていきました。今はとてもいい雰囲気で、何人も盛り上げ役がいます。役者同士がフレッシュな関係だからこそ生まれる化学変化もあると思うので、このカンパニーならではの個性をどんどん出していきたいです。
砂川 持田くん自身も積極的で、自分からどんどん声をかけていくタイプ。僕は人見知りなところがありますが、彼とは出会って1時間も経たないうちに親しくなれました。持田くんの話しやすさも、現場の雰囲気の良さに影響していると感じます。
――今作の見どころと公演に向けての意気込みをお願いいたします。
砂川 謎解き要素をはじめストーリーがとても面白く、台本を読んでいて思わず引き込まれました。舞台オリジナルの「パロットビーク」も、演じていて心から愛せますし、お客様にもきっと愛される3人だと確信しています。たくさん愛されて「続きが楽しみ」と思っていただけるような素敵な作品にしていきますので、応援よろしくお願いいたします。
持田 豪華な日替わりゲストも含め「全部が見どころ」と言いたい作品です。僕個人としては、探偵2人の能力をどう表現するかに注目してほしいです。絶対カッコいいシーンにしますので、作品ファンの方も楽しみにしていてくださいね。全員の力を合わせて頑張ります。ぜひ劇場に観に来てください!
取材・文:豊島オリカ
撮影:石阪大輔
ヘアメイク:瀬戸口清香
スタイリスト:MASAYA (PLY)
<衣装協力>
持田悠生
·NEUTRAL Buzz Reaction (090-1779-7287)
·roarguns (090-1779-7287)
<公演情報>
舞台『ハンドレッドノート~暗闇に消えた月~』
公演期間:2024年10月3日(木)~10月13日(日)
会場:品川プリンスホテル クラブeX
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/hundrednote/
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