『ONE PIECE ONLY』展 立川・PLAY! MUSEUMで ジャンプコミックサイズの図録の来場者全員プレゼントも!
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尾田栄一郎『ONE PIECE』1000話の原画 © Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved. Photograph by Naoki Honjo
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すべて見る東京・立川のPLAY! MUSEUMでは、2024年10月9日(水)より、『ONE PIECE ONLY』展を開催する。尾田栄一郎作の少年漫画『ONE PIECE』の世界が生まれ読者に届くまでを、これまでにない形で紹介する展覧会だ。
いうまでもなく『ONE PIECE』は、『週刊少年ジャンプ』が誇る人気漫画。1997年に連載が開始して以来27年間で、全世界のコミックス発行部数は5億1000万部(2024年4月現在)を突破した。同展では、尾田栄一郎が描いた『ONE PIECE』100巻1000話分のネームや原画に、色校正や印刷刷版といった印刷にかかわる貴重な資料を通じて、マンガが生まれるプロセスを紹介。8Kハイスピードカメラで撮影した『少年ジャンプ』やジャンプコミックスの製作現場を、8Kプロジェクター3台で上映する映像インスタレーションなど、臨場感は抜群だ。
さらに高さ3.6m、全長140mの渦巻き型の壁面に、『ONE PIECE』の1~109巻に掲載された全1100話を、コミックスから切り離して貼り合わせた大絵巻も圧巻。また活版平台印刷機によるモノクローム作品や、手漉き和紙にコロタイプ印刷を行った作品など、様々な手法で生み出されたアートプリントも、制作風景を記録したドキュメンタリー映像とともに紹介する。
会場に設置された「黄金の部屋」は、来場者がジャンプコミックサイズの特製用紙にイラストを描いて展示し、他のファンと『ONE PIECE』への思いを共有するスペースだ。
50種以上に及ぶ特別仕様の名場面ポスターやオリジナルTシャツほか、ここでしか手に入らないユニークなグッズはファン垂涎だが、今回は来場の「証」として、ジャンプコミックサイズの展覧会図録が来場者全員にプレゼントされる。ネームや原画、集英社の空撮写真など、写真家の本城直季が撮り下ろした写真も貴重である。
なお『ONE PIECE ONLY』は来年2025年に海を渡り、北米での展示が予定されている。その先駆けとなる同展は、世界中の『ONE PIECE』ファンが注目することだろう。
<開催概要>
『ONE PIECE ONLY』展
会期:2024年10⽉9 ⽇(⽔)〜2025 年1⽉13⽇(⽉・祝)
会場:PLAY! MUSEUM(東京・⽴川)
時間:10:00〜18:00(⼊場は 17:30まで)
休館日:12月31日~1月2日
料金:一般2,400円、大学1,800円、高校1,200円、中小800円
※完全⽇時指定制
展覧会ウェブサイト:
https://one-piece-only.play2020.jp/
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