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欅坂46 織田奈那、長沢菜々香との恋愛映画出演を希望? 「私が男役で、菜々香が女の子役」

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リアルサウンド

 欅坂46の織田奈那が初めて主演を務める短編映画『未来のあたし』が2月23日より渋谷ユーロスペースにてレイトショー公開され、初日舞台挨拶に織田、応援ゲストとして欅坂46の長沢菜々香、監督の豊島圭介が登壇した。

 『豊島圭介ショートフィルム映画祭』として、短編作品『すけ坊』、『あさのはなし』と共に上映された『未来のあたし』は、静岡県浜松市で撮影され、浜松出身であり「浜松市やらまいか大使」にも就任している織田を主演に、同じく浜松出身の豊島が監督を務めた作品。アジア最大のショートフィルムの映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2018』へのノミネーションや、『はままつ映画祭2018』『伊参映画祭2018』でも招待上映され、昨年12月に浜松市の映画館「シネマイーラ」で公開、そして待望の東京での一般公開となった。

 今回の上映開始に織田は「嬉しいです。1年以上前の1月、寒い頃に撮影して。いろんな場所で映画祭を含めて上映してきたんですけども、とうとう東京でやれて非常に嬉しいです。やっとみんなに観てもらえたなと」と感慨深そうにコメントした。豊島は2016年に放送されていた欅坂46メンバーが総出演&初主演のドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』(テレビ東京)の監督を務めている。豊島が織田に誰か一人応援に来てくれるなら誰か聞いた結果、織田が長沢を指名し今回のゲストが決まったとのことで、「菜々香はメンバーの中で一番話しやすくて、初期の頃に最初に話したのが菜々香で。だから、安心するなと思って、なんでも話せる相手です」とコメントすると、突然長沢が大粒の涙を流し始め、場内が驚きと笑いに包まれた。この時の心境を長沢は、舞台挨拶後にマスコミ向けに開かれた囲み取材にて、「この舞台挨拶に応援として来ることになった理由が、豊島監督が私がだに(織田奈那)と仲が良いから一緒に呼んでくださったと思っていたんですけど、実際はだにが私がいいって言ってくれたことがすごい嬉しくて。感動したからです」と話している。

 織田は最初、グループを離れて仕事をすることが初めてで借りてきた猫状態だったと豊島が明かすと、織田は「本当に緊張してたし、出来るのかなって。『主演!?』って思いました」と当時の心境を振り返る。その後、映画内での過去パートが撮影された浜松での通しのリハーサル時にはパワフルな織田に戻っていたと豊島は語った。現在では舞台『ザンビ~Theatre’s end~』でも活躍する織田。「歌の時はメンバーがいて、その曲を表現するという感じで、メンバーと作っていくから安心感があるのですが、演技は一人で出ていくことも多いし、新しいものに飛び込んでいく感じがしてドキドキします。不安もありますが、楽しいなと思います」と演技への興味を覗かせた。

 最後に今後の目標を聞かれた長沢が「絵を描くことが好きで、『りぼん』で毎月4コマを掲載していただいていて。いつか、長編の漫画を描いたら豊島監督に映画化してほしいです」と思いを明かすと、豊島も「めちゃくちゃ面白いじゃないですか。今日初めて聞いたので、これから読みます」と乗り気になり、欅坂46メンバーが出演する構想を長沢が話した。織田は「私はもともとドラマや映画がすごい好きで、まさかアイドルになって、こうして映画に出させていただいたり、ドラマとか舞台をやらせていただくとは思っていなかったので、それが嬉しくて。演技は下手だと思うんですけど……演技は好きなのでこれからもやっていけたらいいなと思います」と舞台挨拶を締めた。

 囲み会見では、豊島が監督として織田、長沢が出演する映画を撮るとしたらという話題に。豊島は「戦うやつじゃないですかね。装備をさせて、CGとか使って、最後は仲良くなって。そういう二面性のある話に。最初は『ガシャン! ガシャン!』みたいなとこから始まって、途中で長沢が感極まって泣くみたいな」と先ほどの長沢の涙を早速イメージに取り入れる。同じ質問に織田は「恋愛物語でもいいよね。私が男役で、菜々香が女の子役で」と笑みを浮かべながら、想像を膨らませていた。(文=渡辺彰浩)