梅沢富美男と研ナオコの特別公演が明治座で開幕、梅沢は「1回1回が勝負と思って」舞台に立つ

「梅沢富美男劇団 梅沢富美男 研ナオコ特別公演」が本日10月2日に東京・明治座で開幕した。それに先駆け、昨日1日に合同取材会が行われた。

「梅沢富美男劇団 梅沢富美男 研ナオコ特別公演」は、梅沢富美男と研ナオコが息のあった芝居や歌謡オンステージを繰り広げる公演。第一部の人情芝居「大笑い！富美男とナオコの花戦、女の意気地」では、研が柳橋の売れっ子芸者・菊路、梅沢が菊路の姐芸者・仇吉に扮する。作中では、芸者のプライドのぶつかり合いと切ない女心が描かれる。第二部「研ナオコ・梅沢富美男 歌謡オンステージ」ではそれぞれのヒットナンバーを歌唱、第三部「華の舞踊絵巻」では“艶美の極み”が披露される。

合同取材会で梅沢は、第一部の見どころを「実話に近いような人情喜劇のお芝居。この役は研ナオコしかできない役ですからね。美しい人が演じるのが一番いいですが……（笑）」と言うと、すかさず研が「こらこら！（笑）。梅沢さんも酷いお顔ですよ！（笑）」とツッコミ、笑いを誘った。また、第二部の歌謡ショーで、「夢芝居」を披露する梅沢は「本当は新曲を歌いたいんだよ……でも、ヒット曲が『夢芝居』だから仕方ないのか、1曲しかヒット曲がないからな」としみじみ語った。

さらに梅沢が「毎年のように公演を上演させていただいておりますが、私は1回1回が勝負と思って舞台に立っております。10月2日から26日まで明治座で上演しておりますので、観に来ていただければと思います。そして何より、楽しんでいただいて、演劇はこんなに楽しいものなんだ！ということを体感していただければ嬉しいです。お待ちしておりますので、是非、よろしくお願いいたします」と呼びかけ、場を締めくくった。

本公演には梅沢、研のほか、小川菜摘、竜小太郎、門戸竜二、田中あいみが出演する。上演時間は3時間35分。公演は26日まで。