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名取事務所の現代韓国演劇シリーズ第7弾「最後の面会」「少年Bが住む家」が開幕

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名取事務所公演 現代韓国演劇2作品上演「最後の面会」より。(撮影:坂内太)

「名取事務所公演 現代韓国演劇2作品上演『最後の面会』『少年Bが住む家』」が、本日10月4日に東京・小劇場B1で開幕する。

名取事務所による現代韓国演劇シリーズの第7弾では、キム・ミンジョンの新作「最後の面会」と、2020年に名取事務所で初演されたイ・ボラムの戯曲「少年Bが住む家」が披露される。いずれも“殺人”をテーマにした作品となり、「最後の面会」では新興宗教にのめり込んでいった在日コリアンの父親とルポライターである娘の対話が、「少年Bが住む家」では少年殺人事件を起こした加害者家族の苦悩と再生が描かれる。前者の演出を桐山知也、後者の演出を宋英徳がそれぞれ手がける。また、「最後の面会」には山口眞司、佐藤あかり、奥田一平、高井康行、「少年Bが住む家」には八頭司悠友、鬼頭典子、横山祥二、森川由樹、横幕和美、藤田一真、中田翔真が出演する。

上演時間は、「最後の面会」が約1時間20分、「少年Bが住む家」約1時間45分。公演は10月20日まで。開幕に際した桐山、宋のコメントは以下の通り。

桐山知也コメント

初日の幕が開きました(舞台に幕はないですが)。ぼくにとって、初めての韓国作家による戯曲、そして、そのモチーフが“オウム真理教”と異例尽くしの作品です。金さんが紡ぐ大胆な仕掛けと大胆な作品構成に戸惑いながらも、カンパニーの全員でそれから逃げることなく真正面から取り組んだ結果が、観客の皆さんにどう響いたのか……。更に多くの皆さんとこの結果を共有出来れば嬉しいです。劇場でお待ちしています。

宋英徳コメント

これは、犯罪加害者と家族の、壊れてしまった家庭を再生させる為の、それぞれの努力を描く物語です。

人は人を許せるのか。許せない理由があるのか。本当に許せないのは「許せない事をした人」ではないのかも知れない……。

そんな事が舞台に立ち現れればと思っています。現代韓国の家族の物語。

良い稽古が出来ました。是非、御高覧下さい。

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