“未来のダンスに向けた発見”に満ちた、山崎広太とFootnote NZ Danceの共同制作作品が開幕
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「Footnote NZ Dance x 山崎広太協働ダンスプロジェクト『薄い紙、自律のシナプス、遊牧民、トーキョー(する)』」より。(Photo by Naoshi Hatori)
「Footnote NZ Dance x 山崎広太協働ダンスプロジェクト『薄い紙、自律のシナプス、遊牧民、トーキョー(する)』」が、本日10月5日に愛知・愛知県芸術劇場 小ホールで開幕。
本作は、山崎広太がニュージーランドのFootnote NZ Danceの招聘により共同制作した「霧、神経、未来、オーシャン(木霊する)」を発展させた、新作公演。「霧、神経、未来、オーシャン(木霊する)」はニュージーランドの振付家ローズ・フィルボルト作品「ドライスペル」 を元にした作品で、2020年、2021年に上演された。出演者には山崎のほか、セシリア・ウィルコクス、ベロニカ・チャング・リュー、松田ジャマイマ、松田憧祈、リーバイ・シャオシが名を連ねている。
開幕に際し山崎は「この作品は未来のダンスに向けた発見に満ちています。言葉と身体による新しいダンス言語の創出。そして、ニュージーランドから来日するFootnote New Zealand Danceのダンサーたちの身体を通じ、独自の舞踏的フィジカリティが立ち上がりました。マオリ族の文化を積極的に受け入れ、共存してきたというニュージーランドの民族的な文化背景がこのような融合を可能にしたのだと思います。期待を裏切りません。是非ご覧ください」とコメントしている。
愛知公演は明日10月6日まで。本作はその後、12日から14日まで東京・シアタートラムで上演される。
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