俊英・山根一仁が挑むクラシック史上の金字塔
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若手のホープにして、今や日本を代表するヴァイオリニストにまで成長した俊英、山根一仁が、“クラシック史上の金字塔” J.S.バッハの、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲演奏会を開催する。
近年J.S.バッハ作品の演奏に力を注いできた山根一仁は、2022年から2023年にかけてトッパンホールで開催されたJ.S.バッハ無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全曲演奏会(全2回)を開催。ここで大きな反響を呼んだことにより、2024年の今回は、満を持しての全曲一挙演奏に取り組むことと相成った。
折しも、2024年9月にキングレコードより「J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲集」をリリースし、その力をいかんなく発揮&証明した矢先のコンサートだけに、期待は募る一方だ。
歴史にその名を残す名ヴァイオリニストたちの多くが手掛け、数々の名演奏を披露してきたこの名作に挑む俊英の心意気やいかに。
山根一仁 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲演奏会
■チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2452974
11月4日(月.祝)14:00開演
トッパンホール
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
CDアルバム
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全曲
山根一仁
https://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKICC-1621/
●山根一仁(ヴァイオリン)
Kazuhito Yamane, violin
1995年札幌生まれ。中学校3年在学中の2010年に第79回日本音楽コンクール第1位、およびレウカディア賞、黒栁賞、鷲見賞、岩谷賞(聴衆賞)並びに全部門を通し最も印象的な演奏・作品に贈られる増沢賞を受賞。同コンクールで中学生の1位は26年ぶりの快挙であった。以後、桐朋女子高等学校音楽科(共学)に全額免除特待生として迎えられ2014年3月に首席で卒業。高校在学中より国内外の音楽祭、マスタークラスでソロ、室内楽ともに研鑽を積み音楽賞、ディプロマなど数多く受賞した。
これまでバーミンガム市響、プラハ=カメラータ、N響、新日本フィル、東京シティ・フィル、日本フィル、都響、東響、札幌響、山形響、京響、大阪フィル、名古屋フィル、アンサンブル金沢など国内外のオーケストラと共演するほか、ベルリン・フィル五重奏団、M.ヴェンゲーロフ、P.ウィスペルウェイ、N.メンケマイヤーらとの共演などでも注目を集める。東急ジルベスターコンサート、NHK『ららら♪クラシック』、NHK-FM『名曲リサイタル』、テレビ朝日『題名のない音楽会』などテレビ・ラジオの出演も多い。
2010年度横浜市教育委員会表彰。第60回横浜文化賞文化・芸術奨励賞(最年少)、第2回岩谷時子音楽財団『Foundation for Youth 賞』、2015年度青山音楽賞新人賞、第26回出光音楽賞、第19回ホテルオークラ賞などを受賞している。
これまでに故富岡萬、水野佐知香、原田幸一郎の各氏に、またドイツ国立ミュンヘン音楽演劇大学ではクリストフ・ポッペンに師事。