SixTONESら「映画 少年たち」撮影地・旧奈良監獄を再訪、極寒の撮影振り返る
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「映画 少年たち」撮影場所の旧奈良監獄に再訪したキャストと監督の本木克英(右)。
「映画 少年たち」の撮影地である奈良・旧奈良監獄で2月24日にトークイベントが行われ、SixTONESのジェシー、京本大我、高地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹、なにわ男子の西畑大吾、室龍太、Aぇ!groupの小島健、監督の本木克英が登壇した。
ジャニー喜多川が企画・構成・総合演出を担当し、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTらがジャニーズJr.時代に出演してきた舞台「少年たち」を映画化した本作。それぞれに事情を抱えて刑務所に収監された少年たちが、冷酷な看守長と対立し、ある計画を企てるさまが描かれる。明治期に建設された五大監獄の1つで、2017年に重要文化財に指定された旧奈良監獄。映画の製作総指揮を務めたジャニー喜多川が、同施設がホテルに変わるというニュースを見て「この場所だったら本物の『少年たち』が撮れる」と言ったことをきっかけに撮影場所に選ばれたという。
撮影はちょうど1年前の2月に行われ、ジェシーは「カイロを20枚くらい貼りながら撮影に臨んだ」と振り返る。映画の見どころでもある冒頭8分間におよぶワンカット撮影に関する話題も。ダンスが苦手という高地は、最後の7分頃に登場するため「ミスをしたらイチからやり直し、まわりに迷惑をかけたらヤバい」と相当なプレッシャーがあったが一発OKで終えられたことを報告。室はいかつい役作りをしていたが病弱な役だったと明かして観客を笑わせた。
さらに同日、大阪・なんばパークスシネマで特別試写会を実施。関西ジャニーズJr.の西畑はSixTONESが大阪にやって来たことを喜び、「さっきSixTONESがたこ焼きを食べているのを見ただけでもうれしくなりました!」と無邪気にコメントする。舞台「少年たち」に3年間出演してきた京本は「ジャニーさんの強い思いを受けて3年間がんばってきたんですけど、いざ映画化と聞くとうれしいと同時に責任感を感じて身が引き締まりました」と告白。松村は「歴代数々の先輩たちがやられていた舞台なので相当な覚悟をしないといけないと思った」、田中は「50年間続いてきた歴史ある舞台を僕たちのタイミングで映画化できるというのも、巡り合わせがよかったのかなと思いうれしかったです」と映画化が決まった際の心境を明かした。
Snow Manからのサプライズ応援メッセージが流れる一幕も。本木は「新たな世代のジャニーズのパワーがみなぎっていますので、彼らがどんどんこれから世の中に出ていくように、皆さんに応援していただきたいです」と観客に訴え、舞台挨拶の幕を閉じた。
「映画 少年たち」は3月29日より全国ロードショー。
※高地優吾の「高」ははしご高が正式表記。
※記事初出時、登壇者の所属グループに誤りがありました。お詫びして訂正します。
(c)映画「少年たち」製作委員会