長田育恵が井上ひさし「わが友フロイス」を戯曲化、風間俊介・川床明日香ら出演
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風間俊介
「こまつ座 第153回公演『フロイス -その死、書き残さず-』」が来年3月に東京で上演される。
本作は、井上ひさしがNHKラジオドラマ用に執筆した書簡形式の台本「わが友フロイス」を下敷きにした新作公演。「わが友フロイス」では、戦国時代にキリスト教布教のために長崎へやって来た宣教師ルイス・フロイスの書簡と、彼を取り巻く人々からの返信で物語が展開し、フロイスの悩みや生涯、宗教観、生きた時代を浮かび上がらせる。今回は本作を、井上に師事したてがみ座の長田育恵が戯曲化。井上作品を多く手がけてきた栗山民也が演出を担当する。
出演者には、こまつ座初出演となる風間俊介、釆澤靖起、戸次重幸、そして舞台初出演となる川床明日香のほか、久保酎吉、増子倭文江が名を連ねた。なお本作は来年4月に東京以外の地域でも上演される。チケットの前売りは来年1月を予定。詳細は続報を待とう。
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