松下洸平の初エッセイ集「フキサチーフ」発売、本人制作のイラストを添えて
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松下洸平(写真:干川修)
俳優・アーティストの松下洸平による初のエッセイ集「フキサチーフ」が、12月13日にKADOKAWAより発売される。
本書には、雑誌ダ・ヴィンチで2021年4月号から2024年1月号まで掲載された連載エッセイに加え、2編の書き下ろしが収められる。松下は役柄と自分自身のギャップ、曲作りへの思い、たくさんの“やりかけ”に包囲されたある日のこと、大切な“じいちゃん”、腹痛時に「大丈夫」と言ってくれる存在などについてつづった。
タイトルの「フキサチーフ」は、画材の1つで、完成した作品の色褪せや剥げを防ぐため、画家が最後に吹きつける定着液のこと。装画、表紙、挿絵のイラストはすべて松下本人が手がけた。松下は「なんてことない日々の真ん中に立つ自分をイメージして描いたカバーのイラストと共に、皆さんの暮らしのどこかにこの本を置いていただけると嬉しいです」とコメントした。
本書の発売を記念して、12月16日に東京都内でトークイベントが開催されることに。参加方法の詳細はHMV&BOOKS onlineのイベントページで確認してほしい。なおセブンネットショッピング、楽天ブックス、松下洸平オフィシャルファンクラブK's room内「SHOP」での購入者には、特典として絵柄違いのポストカードがプレゼントされる。
松下の主演ドラマ「放課後カルテ」は、毎週土曜21時から日本テレビ系で放送中。出演映画「室井慎次 敗れざる者」は公開中で、「室井慎次 生き続ける者」は11月15日より全国で上映される。
松下洸平 コメント
初めてのエッセイ本です。
書籍化をするにあたり、全ての文章を繰り返し、繰り返し、何度も読み直していました。
「そんなこともあったな」と懐かしみながら、「くだらないこと書いてるな」と1人笑いながら。日記のようなこのエッセイには、2021年からの僕が詰まっています。
笑い、泣き、迷った日々は、華やかではなくとも僕にとってかけがえのない宝物です。なんてことない日々の真ん中に立つ自分をイメージして描いたカバーのイラストと共に、皆さんの暮らしのどこかにこの本を置いていただけると嬉しいです。