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スタンリー・キューブリックが手がけた“幻の脚本”発見

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スタンリー・キューブリック(写真提供:LFI / Photoshot / ゼータ イメージ)

行方不明になっていた、スタンリー・キューブリックによる脚本が発見されたことをIndiewireなどが報じた。

ダニー・ボイルを輩出したウェールズ・バンガー大学の教授、ネイサン・エイブラムスが発見したこの脚本のタイトルは「Burning Secret(英題)」。オーストリアの作家シュテファン・ツヴァイクによる同名小説がもとになっており、1956年に執筆された。キューブリックは「突撃」でも共同で脚本を執筆したカルダー・ウィリンガムとともに、「Burning Secret」の脚色を手がけている。

エイブラムスは同作について「(キューブリック監督作の)『ロリータ』と逆の構造を持っている。『ロリータ』の主人公は少女に近付くためにその母親と結婚する男が主人公だが、『Burning Secret』のメインキャラクターは、ある女性と接近するためにその息子と友人になるのだ」とコメント。また、100ページ以上ある脚本について「これから映画化することも可能だろう」と語っている。

(情報提供:Indiewire.com / IFA / ゼータ イメージ)