人間の生命に格差はあるのか?中津留章仁が災害を題材に描く「黄色い叫び」
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トム・プロジェクト プロデュース「黄色い叫び」ビジュアル
トム・プロジェクト プロデュース「黄色い叫び」が、3月20日から26日まで東京の全労済ホール / スペース・ゼロ、3月29・30日に大阪・大阪市中央公会堂 大集会室で上演される。
作・演出をTRASHMASTERSの中津留章仁が手がける「黄色い叫び」は、2011年4月に初演された作品。本作の執筆中に東日本大震災を経験した中津留は、それまでに書いていた脚本の内容を白紙に戻し、「災害」を題材に“人間の生命に格差はあるのか?”を問う新たな物語を作り上げた。
2011年の夏の夜、とある地方の公民館では青年団のメンバーが祭の担当者を決める会議を行っていた。地域には台風が近付きつつあり、会議の内容は祭のことから災害対策に発展。次第に自然災害と人災、都市と過疎地の問題が浮き彫りになっていく。会議が終わったのも束の間、付近で土砂崩れが発生し、公民館は孤立状態となり……。キャストには斉藤とも子、原田祐輔、山崎大輝らが名を連ねた。
トム・プロジェクト プロデュース「黄色い叫び」
2019年3月20日(水)~26日(火)
東京都 全労済ホール / スペース・ゼロ
2019年3月29日(金)・30日(土)
大阪府 大阪市中央公会堂 大集会室
作・演出:中津留章仁
出演:斉藤とも子、原田祐輔、山崎大輝、中嶋ベン、長尾純子、太平、岡田優、伊藤壮太郎、足立英、辻井彰太