四万十川友美が自身の経験を歌った「いじめ」配信、MV監督は小田島等
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四万十川友美「いじめ」配信ジャケット
四万十川友美のニューシングル「いじめ」が本日3月7日に配信リリースされた。
シングルには、いじめに遭っていた当事者としての経験を歌った表題曲に加えて、親や先祖への感謝を込めた「上西のおじいちゃんとおばあちゃん」、2ndアルバム「PENIS」収録曲「夏の日」のバンドリアレンジバージョンがパッケージされている。YouTubeでは「いじめ」のミュージックビデオを公開中。小田島等がMVの監督を務めた。
四万十川友美 コメント
子どもの自分にとって、苛められる毎日は、「エジソンは偉い人」ってくらい当たり前過ぎて、そこから抜け出せるなんて微塵も思っていなかった。物心つく前からずっと暗いマイノリティ側で生きてきた人間は、その境遇を、一般的に見れば「捻じれている」と形容されるような理屈で正当化して、毎日なんとか乗り切ってるんだと思う。少なくとも僕はそうだった。そんな僕に歌えることは、「いじめは良くない」なんてことではなくて、「人間は皆、自ずとマジョリティ、若しくはマイノリティのどちらかに属することになる」ということであり、「それは必然で、且つそれのどちらかが正しいという訳ではない」ということだった。そして、もし僕なりに結論があるとすれば、「一番大切なのは、人の感情である」ということだろう。どこからともなく湧き上がってくるその感情こそが、一番かけがえのないものだと思う。
四万十川友美「いじめ」収録曲
01. いじめ
02. 上西のおじいちゃんとおばあちゃん
03. 夏の日