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生きものたちの力強い生命力が伝わってくる『石村嘉成展 ~いのちの色たち~』開催中!

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オープニングセレモニーでは、公式スペシャルサポーター・森泉との合作作品を手にフォトセッションも

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独特の色彩で、動物をはじめ生きものたちの力強い生命力を描いて注目されている若手アーティスト・石村嘉成の関西初の作品展『石村嘉成展 ~いのちの色たち~』が、兵庫県立美術館 ギャラリー棟3階ギャラリー(神戸市中央区)にて10月12日(土)に開幕した。

同展では、生きものの歴史を描いた全長26mという圧巻のスケールを誇る石村の代表作『Animal History』をはじめ、同展のために描き下ろした異色の新作『コウノトリ』など、200点超えの作品が展示されており、生きものの躍動感と迫力に圧倒される展覧会となっている。

開幕前日に行われたオープニングセレモニーで石村は、「私は小さいころ、亡くなった母と神戸ハーバーランドで鳩を追いかけたり、ポートピアランドで迷子になったりしたそうです。そんな思い出のある神戸、またこんな立派な美術館で作品展が開けてうれしいです。ぜひたくさんの方々に観てもらいたいです」と、思い出の地である神戸開催での喜びを語った。

また自らも犬や鳥、豚など23匹の生きものと暮らすほど動物好きで、石村嘉成の大ファンという森泉が、同展公式スペシャルサポーターとして登壇。「一方的に私がファンになっているのですが、本当に石村さんの絵は今にでも動いて飛び出てきそうな緊張感もあるけれど、その中に優しさやパワーも感じて、なんだか心が癒やされます。独特の色使いをはじめ、作品から伝わる躍動感や没入感をぜひたくさんの人に感じて欲しいです」と、同展の魅力をアピールした。

会場内は「仲間」「喜楽」「怒哀」「猛者」などテーマごとのゾーンに分かれ、それぞれのテーマに沿った作品が展示されているが、場内は自由に行き来できるので、何度も観直せば観るたびに新しい発見とパワーをもらえそうだ。また場内では作品も自由に撮影もできるので、気楽な感じで鑑賞できるのもうれしい。この機会にぜひ、動物好きな人はもちろん、ファミリーやカップル、友人たちと一緒に兵庫県立美術館に訪れてみてはいかが。

同展の開催は12月8日(日)まで。当日券はチケットぴあで発売中。

取材・文・撮影/滝野利喜雄

<石村嘉成 プロフィール>

いしむら よしなり/1994年生まれ、愛媛県新居浜市在住。2歳で自閉症による発達障害と診断される。小学校5年の時に最愛の母が他界するも、父や医師、学校教師などの支援を受けながら、高校在学中より創作活動を開始。2013年、第2回エコールドパリ浮世・絵展で優秀賞を受賞したのを皮切りにさまざまな賞を受賞。現在はアクリル画をメインに、動物から昆虫、花まで“いのち”の輝きを描き続ける。その独特な色彩とダイナミックな画風は美術界だけでなく多彩な方面からも注目されている。

<公演情報>
『石村嘉成展 ~いのちの色たち~』

会期:10月12日(土)~12月8日(日)
開催時間:10:00~18:00
※入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日(祝祭日の場合は開館、翌火曜日休館)
会場:兵庫県立美術館 ギャラリー棟3階ギャラリー
(兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通り1-1-1)
観覧料金:一般・大学生1500円 中学・高校生1000円 小学生600円
※未就学児は無料

チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2453888

公式HP:
https://www.ytv.co.jp/yoshinari/

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