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オールブラックス相手に姫野「120%の状態で」、ライリー「日本に大きなレガシーを残す日に」

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(写真左より)姫野和樹、ディラン・ライリー

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いよいよ明日キックオフだ。ラグビー日本代表が10月25日『リポビタンDチャレンジカップ2024』オールブラックス戦に向けて、キャプテンズラン(前日練習)を行った。練習後の記者会見に『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』以来のテストマッチとなるFL姫野和樹と5試合連続トライをマークするCTBディラン・ライリーが出席、次のように意気込みを口にした。

姫野「率直に帰って来れて、喜びを感じているし、このジャージを着ることが僕にとって目標だったので、新たな気持ちで代表ジャージを着て、自分のファーストキャップも日産スタジアムでワラビーズ戦だったので、縁を感じている。相手もオールブラックスなので興奮している」
ライリー「自分たちがラグビーをしてきたのはこういうトップチームと対戦するため。ニュージーランドは自分たちができることを証明する相手」

2年前の対戦ではオールブラックスに31-38と7点差まで迫ったが、今回この差を逆転する鍵を問われたふたりはこう答えた。
ライリー「自分たちのアタックしたいポイントは決まっているので、そこを80分間できれば、歴史を変えられると思っている。80分間しっかり遂行したい」
姫野「プラスして、自分たちのプラン、ラグビーを信じて、受けずに回らず積極的にアタックしていくことが非常に重要になると思う」

姫野は7番としての役割を十分理解していた。
「自分の持てる力、自分の強みを試合でどんどん出すことが僕の仕事。しっかり運動量、7番なのでいろんな仕事、ジャッカルも自分の強みであるので、グラウンドで120%出したい。ボールの争奪戦を求められていると思うので、そこを発揮していきたい。
1年ぶり、『RWC』以来桜のジャージを着るのですごい気合いが入っている。ラグビー人生も半分を迎え、初キャップをマークした場所で相手はオールブラックス。メンタル的に非常にいい状態」

明日のキックオフをどう迎えるか、質問されるとふたりは?
姫野「あまり気負い過ぎず、リラックスして、キックオフの時間に100%を突き抜けて120%の状態で迎えたい」
ライリー「明日は共通の理解として、大きなチャンスがある日。日本に大きなレガシーを残す日。それぞれ明日のための準備をする必要がある。自分はリラックスして試合を迎えたい」

同日のメディア対応ではニール・ハットリーコーチングコーディネーターも登場。大きくて重いオールブラックスのFW対策を口にした。
「とにかく自分たちの戦術はジャパンのようにプレーすること。エディー(・ジョーンズHC)とともに今年一貫してジャパンらしくプレーしてきた。自分たちもサイズがある。姫野が帰って来たし、オペティ(・ヘル)も入って来た。ジャパンらしくスピーディに攻めたい。セットピースの重要性も理解している。今週集中的に強化してきたので、明日のセットピースのコンテストを楽しみにしている」

日本代表の試合登録メンバーはこちら。
1岡部崇人(横浜キヤノンイーグルス)4
2坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)46
3竹内柊平(浦安D-Rocks)10
4サナイラ・ワクァ(花園近鉄ライナーズ)7
5ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)18
6ファカタヴァ アマト(リコーブラックラムズ東京)10
7姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)32
8ファウルア・マキシ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)12
9藤原忍(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)6
10立川理道(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)60
11マロ・ツイタマ (静岡ブルーレヴズ)4
12ニコラス・マクカラン(トヨタヴェルブリッツ)4
13ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)24
14ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)13
15矢崎由高(早稲田大学)4
16原田衛(東芝ブレイブルーパス東京)7
17茂原隆由(静岡ブルーレヴズ)5
18オペティ・ヘル(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)0
19エピネリ・ウルイヴァイティ(三菱重工相模原ダイナボアーズ)2 20下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)10
21小山大輝(埼玉パナソニックワイルドナイツ)6
22長田智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ)14
23松永拓朗(東芝ブレイブルーパス東京)0
※所属チームの後の数字は日本代表キャップ数

果たして、日本代表が下馬評を覆すアップセットを成し遂げるのか。『リポビタンDチャレンジカップ2024』日本代表×オールブラックスは10月26日(土)・日産スタジアムにてキックオフ。試合前、東ゲート広場では大野均、伊藤鐘史、廣瀬俊朗、真壁伸弥、田中史朗、山田章仁、五郎丸歩、藤田慶和による「ラグビーワールドカップ2015日本代表レジェンドトークスクラム」、廣瀬、林家たま平、松尾諭、田沼広之、斉藤祐也、しんやによる「ドラマ『ノーサイド・ゲーム』スペシャルトークライブ」、池透暢、ラグビー日本代表選手4名、古田優児、浅野杏奈による「車いすラグビー日本代表 池透暢キャプテン トークライブ」を実施。新横浜公園中央広場では全13チームがPRブースを出展する「リーグワンヴィレッジin 横浜」が繰り広げられる。チケット発売中。試合の模様は日本テレビ系にて全国生中継。

リポビタンDチャレンジカップ2024のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2453943

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