嫁姑バトル描く「華岡青洲の妻」タイトルロールは大竹しのぶ、共演に田中哲司・波乃久里子ら
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「華岡青洲の妻」チラシ
大竹しのぶが主演を務める「華岡青洲の妻」が、来年7月10日から23日まで京都・南座、26・27日に福岡の久留米シティプラザ ザ・グランドホール、8月1日から17日まで東京・新橋演舞場で上演される。
「華岡青洲の妻」は、有吉佐和子が1966年に発表した作品。1804年に世界で初めて全身麻酔による手術を成功させた外科医・華岡青洲のエピソードをもとに、自ら人体実験を願い出た嫁姑の闘いが描かれる。齋藤雅文が演出する今回の公演では、青洲の妻・加恵役を大竹、青洲役を田中哲司、青洲の母・於継役を波乃久里子が務め、田畑智子、武田玲奈、陳内将、長谷川稀世、曽我廼家文童が出演する。
出演決定に際し、大竹は「有吉佐和子さんの名作にまた挑戦することが出来ます。それも大好きな波乃久里子さんと、田中哲司さんと一緒に。子供の頃、ドキドキしながらドラマを観て、原作にのめり込んだのを思い出します。女性の強さ、怖さ、そして愚かさ、悲しさ、全てが入ったこのお芝居を、大好きな新橋演舞場、南座、そして久留米で演じることができるなんて、本当に嬉しいです。有吉さんに、褒めてもらえるよう頑張ります」とコメント。
田中は「有吉佐和子先生の名作に挑めること、俳優として大変幸せに感じています。そして大竹しのぶさんの夫であり、波乃久里子さんの息子役、楽しみでなりません。新橋演舞場は、まだ役者で駆け出しの頃に経験し、今回で二度目となります。また南座と久留米で出演できることも、光栄に思います。お客様のお力をお借りして、先人の方々に尊意を以て、スタッフ、キャスト一丸となって、令和版『華岡青洲の妻』を創り上げたいと思っております」と意気込みを語った。
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